昨日、ネットで日本のニュースサイトを見ていて驚きました。もうシアトル・マリナーズが日本に来ているのですね。来週、メジャーリーグの開幕戦を東京で行うとか。もう、そんな時期になってたんですね。
野球のシーズン開幕前は好きです。まだどのチームも均等に期待と可能性を持っています。開幕して一ヶ月もすると、だいたいどのチームが行けそうで、どのチームはダメか見当がついてしまいますが、開幕前はまだ夢のみ。この雰囲気は好きです。
さて、先週は月曜日からいろいろとあり、それなりにすることのある週となりました。(改めて「忙しい」という言葉は使わないことに決めました) どんなことだったかは、もう少し周囲が落ち着いたら書いてみたいと思います。
今日は、先週書いた「日本大使公邸でのランチ」の続きのお話しから始まります。北川大使は、先週ご紹介しましたように外務省キャリアではなく、民間の商事会社から大使に任用された方です。
ランチをいただきながら、ゴルフの話しになりました。北川大使は以前商社マンとして赴任してある国に赴任していた時は、年間に100回もラウンドすることがあったと話されていました。
「商社マンにとってはゴルフは必要不可欠なもので、ラウンドのほとんどは仕事でした」とのこと。ラウンド中に契約がまとまることも本当にあるのだそうです。
じゃあ、安倍首相とトランプ大統領も、一応仕事してるのかな?クラブ振り回しながら?
アイスランドのゴルフコース
Myndin er ur Golficeland.org
北川大使は、それでもゴルフは趣味としても好きなのだそうです。それで、こちらへ赴任されてからも、週に一度は打ちっ放しの練習場へ詣でるそうです。ちなみに「アイスランドにはコースが20あります」とのこと。へえ、知らなかった。そんなにあるんだ、ゴルコース、ここにも。
「冬は練習場の中にも雪が降りますよね。ただ日本と違ってここでは打つ先の除雪をしないんですよね。だから打ったボールは雪の中へ消えていくでしょ。それを回収できないんですよ、雪があるから。
で、何週かしたら、打つ球が在庫切れになり、練習場がクローズドになりました。面白い国ですねえ、ここは」
面白いというよりは、バカなんじゃないかという気がしますが、まあアイスランド的な態度ではありますよね。多分、毎日営業しなくてはならない、という考えではやっていないのかも。
ところで、私も以前はゴルフを嗜みました。父親がゴルフを気に入っていたので、小学校高学年くらいから練習場へ付いていってクラブを振り始め、中学、高校となんとなく練習を続けていました。
大学一年の時にはゴルフ同好会にも在籍。体育会ではないので、それほどきつい練習とかではなかったです。二年生になる前に辞めてしまいましたが、それなりに面白い体験ではありました。
学生のゴルフですから、家庭のゴルフとは違う常識がありました。バッグはもちろん自分で担ぐのですが、打ち終わってから、次のショットの地点まで、歩くのではなく小走りで走っていくのです。
だから、ショット、小走り、息を落ち着けて、ショット、の繰り返しになります。バイアスロンか?
慣れてしまえば別にそれが普通になってしまうのですが、そうなると弊害もありました。普通に家族とラウンドしたりした際に、テンポが合わなくなってしまったのです。「なにをチンタラ歩いてんだー!!」とイライラしてきてしまうのでした。
もうひとつ、ゴルフ同好会時代の思い出。1979年の十月くらいでしたが、富士山の麓の御殿場のコースで「太平洋クラブマスターズ」という、大きなトーナメントが開催されました。
そうすると、大会運営の労働者として、いろいろな大学のゴルフ部や同好会の学生たちが召集されるのです。私も参加しました。学生たちは、いくつかある宿舎の旅館に一週間寝泊まりし、そこからコースに出かけて仕事をするわけです。
上級生はプロ選手のキャディ、下級生は練習場、駐車場、その他諸々裏方さんの仕事をもらいます。私は練習場の係。
アイスランドを代表する女子プロ オラビア・ソウルン
Myndin er ur RUV
この大会、今でもあるかどうかは知りませんが、当時は賞金も高く、なによりもアメリカPGAの一流選手がゴソッと乗り込んでくるのが目玉の大会でした。
こちらもドキドキしましたよ。なにしろ本当の一流選手を近くで見ることができるんですから。その頃のトップはアメリカのトム・ワトソン。そのワトソン選手も参加していました。
大会第一日の前、学生たちがたむろする控え練でコーヒーとか飲んでいた時だったと思います。突然ドアを開けて、そのトム・ワトソンが入ってきたのです。一同驚愕!
「私は、皆さんは学生さんで大会運営のアシスタントとして来ていると聞いています。良い大会になり、お客さんに喜んでもらえるように、一緒に働きましょう」なんと彼は、わざわざ私たち学生に挨拶をするために来たのでした。
このエピソードは今でも心に残っています。「この人は本当の一流のプロだな」とその時思いました。何をするにしても、自分も将来はこういう風になりたい、と心動かされたのを覚えています。
私は、大学では政治学専攻で、一年時の終わりからある政党の事務局の手伝いとかを始めました。その時点で「ゴルフはおしまい」としました。その後もたまにラウンドすることはありましたが、アイスランドに来てからはまったくしていません。今やったら、多分あばら骨にヒビが入るでしょう。(^-^;
さて、ひとつお知らせです。
友達のステファンとシェリーン夫妻が、ツーリスト向けにアイスランド紹介のビデオを作り始めました。シェリーンはお父さんがフランス人、お母さんが日本人のハーフ。でも育ったのはずっと札幌だそうです。
ふたりはステファンが札幌の高校に入学していた時に知り合いました。何年か付き合った後で、シェリーンがアイスランドに移って来て、今年の一月に結婚したばかりの新婚さんです。式の担当牧師はワタシ。
このビデオ、YouTubeでシリーズ的に作成していくようです。ICEKANKO(アイス観光)シリーズというネーミング。将来はふたりで旅行会社を立ち上げるつもりなのかな?
アクレイリ探訪
ICEKANKO アイス観光はこちら
ICEKANKO こんな感じ
ビデオをいくつか見たのですが、映像、音楽、構成ととてもしっかりできていて、お世辞ではなく面白いと思いますので、ぜひ見てみてください。気に入ったら「Like」を、とても気に入ったら「Subscribe」することをお忘れなく。
式を担当してから、なんとなく保護者的な気分になっているワタシです。よろしく応援してあげてください。m(_ _)m
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Home Page: www.toma.is
野球のシーズン開幕前は好きです。まだどのチームも均等に期待と可能性を持っています。開幕して一ヶ月もすると、だいたいどのチームが行けそうで、どのチームはダメか見当がついてしまいますが、開幕前はまだ夢のみ。この雰囲気は好きです。
さて、先週は月曜日からいろいろとあり、それなりにすることのある週となりました。(改めて「忙しい」という言葉は使わないことに決めました) どんなことだったかは、もう少し周囲が落ち着いたら書いてみたいと思います。
今日は、先週書いた「日本大使公邸でのランチ」の続きのお話しから始まります。北川大使は、先週ご紹介しましたように外務省キャリアではなく、民間の商事会社から大使に任用された方です。
ランチをいただきながら、ゴルフの話しになりました。北川大使は以前商社マンとして赴任してある国に赴任していた時は、年間に100回もラウンドすることがあったと話されていました。
「商社マンにとってはゴルフは必要不可欠なもので、ラウンドのほとんどは仕事でした」とのこと。ラウンド中に契約がまとまることも本当にあるのだそうです。
じゃあ、安倍首相とトランプ大統領も、一応仕事してるのかな?クラブ振り回しながら?
アイスランドのゴルフコース
Myndin er ur Golficeland.org
北川大使は、それでもゴルフは趣味としても好きなのだそうです。それで、こちらへ赴任されてからも、週に一度は打ちっ放しの練習場へ詣でるそうです。ちなみに「アイスランドにはコースが20あります」とのこと。へえ、知らなかった。そんなにあるんだ、ゴルコース、ここにも。
「冬は練習場の中にも雪が降りますよね。ただ日本と違ってここでは打つ先の除雪をしないんですよね。だから打ったボールは雪の中へ消えていくでしょ。それを回収できないんですよ、雪があるから。
で、何週かしたら、打つ球が在庫切れになり、練習場がクローズドになりました。面白い国ですねえ、ここは」
面白いというよりは、バカなんじゃないかという気がしますが、まあアイスランド的な態度ではありますよね。多分、毎日営業しなくてはならない、という考えではやっていないのかも。
ところで、私も以前はゴルフを嗜みました。父親がゴルフを気に入っていたので、小学校高学年くらいから練習場へ付いていってクラブを振り始め、中学、高校となんとなく練習を続けていました。
大学一年の時にはゴルフ同好会にも在籍。体育会ではないので、それほどきつい練習とかではなかったです。二年生になる前に辞めてしまいましたが、それなりに面白い体験ではありました。
学生のゴルフですから、家庭のゴルフとは違う常識がありました。バッグはもちろん自分で担ぐのですが、打ち終わってから、次のショットの地点まで、歩くのではなく小走りで走っていくのです。
だから、ショット、小走り、息を落ち着けて、ショット、の繰り返しになります。バイアスロンか?
慣れてしまえば別にそれが普通になってしまうのですが、そうなると弊害もありました。普通に家族とラウンドしたりした際に、テンポが合わなくなってしまったのです。「なにをチンタラ歩いてんだー!!」とイライラしてきてしまうのでした。
もうひとつ、ゴルフ同好会時代の思い出。1979年の十月くらいでしたが、富士山の麓の御殿場のコースで「太平洋クラブマスターズ」という、大きなトーナメントが開催されました。
そうすると、大会運営の労働者として、いろいろな大学のゴルフ部や同好会の学生たちが召集されるのです。私も参加しました。学生たちは、いくつかある宿舎の旅館に一週間寝泊まりし、そこからコースに出かけて仕事をするわけです。
上級生はプロ選手のキャディ、下級生は練習場、駐車場、その他諸々裏方さんの仕事をもらいます。私は練習場の係。
アイスランドを代表する女子プロ オラビア・ソウルン
Myndin er ur RUV
この大会、今でもあるかどうかは知りませんが、当時は賞金も高く、なによりもアメリカPGAの一流選手がゴソッと乗り込んでくるのが目玉の大会でした。
こちらもドキドキしましたよ。なにしろ本当の一流選手を近くで見ることができるんですから。その頃のトップはアメリカのトム・ワトソン。そのワトソン選手も参加していました。
大会第一日の前、学生たちがたむろする控え練でコーヒーとか飲んでいた時だったと思います。突然ドアを開けて、そのトム・ワトソンが入ってきたのです。一同驚愕!
「私は、皆さんは学生さんで大会運営のアシスタントとして来ていると聞いています。良い大会になり、お客さんに喜んでもらえるように、一緒に働きましょう」なんと彼は、わざわざ私たち学生に挨拶をするために来たのでした。
このエピソードは今でも心に残っています。「この人は本当の一流のプロだな」とその時思いました。何をするにしても、自分も将来はこういう風になりたい、と心動かされたのを覚えています。
私は、大学では政治学専攻で、一年時の終わりからある政党の事務局の手伝いとかを始めました。その時点で「ゴルフはおしまい」としました。その後もたまにラウンドすることはありましたが、アイスランドに来てからはまったくしていません。今やったら、多分あばら骨にヒビが入るでしょう。(^-^;
さて、ひとつお知らせです。
友達のステファンとシェリーン夫妻が、ツーリスト向けにアイスランド紹介のビデオを作り始めました。シェリーンはお父さんがフランス人、お母さんが日本人のハーフ。でも育ったのはずっと札幌だそうです。
ふたりはステファンが札幌の高校に入学していた時に知り合いました。何年か付き合った後で、シェリーンがアイスランドに移って来て、今年の一月に結婚したばかりの新婚さんです。式の担当牧師はワタシ。
このビデオ、YouTubeでシリーズ的に作成していくようです。ICEKANKO(アイス観光)シリーズというネーミング。将来はふたりで旅行会社を立ち上げるつもりなのかな?
アクレイリ探訪
ICEKANKO アイス観光はこちら
ICEKANKO こんな感じ
ビデオをいくつか見たのですが、映像、音楽、構成ととてもしっかりできていて、お世辞ではなく面白いと思いますので、ぜひ見てみてください。気に入ったら「Like」を、とても気に入ったら「Subscribe」することをお忘れなく。
式を担当してから、なんとなく保護者的な気分になっているワタシです。よろしく応援してあげてください。m(_ _)m
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Home Page: www.toma.is
早速見ていただいたようでありがとうございます。ぜひ、彼らのヴィデオのホームにもコメントを送ってあげてください。