峠おやじの「たわごと」

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岐阜高校が野球選抜!

2012年08月09日 | スポーツ
岐阜県一の進学校・岐阜高校が来年の入試で野球選抜をするという。
asahi.comより

進学実績で県内トップレベルの県立岐阜高校が、来春の入学試験で硬式野球部の特別枠を設ける。中学までの野球歴で条件を設定し、入学定員の3%を上限に能力が高い部員を確保する。鹿野孝紀校長は「めざすは甲子園。文武両道のシンボルにしたい」と話す。

県内公立高校の入学者選抜の方法が来春から新しくなり、入学定員の一部で標準検査(主要5教科の学力テストなど)のほかに学校ごとに独自検査ができるようになった。岐阜高校の野球特別枠はこれに当たり、学力テスト、調査書、面接に加え、野球歴を判断材料にして合格者を決める。入学定員は未定だが、仮に今春と同じ400人の場合、最多で12人となる。

野球歴に関する条件は具体的だ。中学年代までに、軟式は県大会4強以上のチームでレギュラー、または同8強以上のチームで主戦投手、硬式はボーイズリーグ、リトルシニアの2団体とも全国大会県代表、または東海代表のレギュラーが対象。来春の入試では多くの高校がさまざまな分野で独自検査を行うが、野球強豪校を含め、ここまで高いレベルの設定はない。


いったい何を考えているのか?
このまえ県の甲子園予選でボロ負けしたせいか?
それとも過去の栄光よ、もう一度というわけか?

確かに1949年夏の甲子園では準優勝してるらしい。
でもそれは学制変更直後の混乱したときの話。
それ以来甲子園出場は学校群制になった1978年にしかない。

私らがそのとき最初に思ったことは
「岐高も堕ちたな」
であった。

私が高校生の頃、野球部などスポーツ系のクラブは
「練習量の少なさを頭でカバーする」
などと信じられないようなことを言っていたものだ。

これはある意味真実で、同じスキルを持っていたら
頭の良い者の方が勝つことが多い。
それに在校当時に感じたことだが、岐高生は概して体もでかい。

つまり心身ともに発達しているということだろう。
しかし、それも程度問題である。
学生は勉強が本文であって、次にスポーツである。

文武両道であっても武文両道ではないのだ。
武の方が先なら、それこそ軍部独走で戦争になってしまう。

それに学力とか勉強する気のない者が岐高に来ると疎外感を味わうと思う。
間違いなく勉強にはついていけないし。

また漏れ聞くところによると、岐高野球部の監督は野球オンチらしい。
岐阜県予選の内容を見てもヒット数はそんなに負けてないのにスコアは6対1の大差。
こんなのは監督がヘボだということ。やるべきところでバントをさせればもっと点は取れる。
そのくせ無意味なところで4番バッターにバスターをやらせたらしい。

そしてもっと酷いことは左利きの子をキャッチャーにしているという。
あり得ない話である。内野はピッチャーとファーストを除いて右利きで
なければならない。そんなの常識だ。

そういうピント外れの指導や采配をしているくせに
野球選抜で優秀な選手を引っ張ってきたいなんて
まるで負けたのが選手のせいと言っているようなものだ。

これでは後輩(選手)たちがかわいそうだ。
選手強化よりまず監督の首を切れよな。

だいたい日本のスポーツ指導者には根性論派が多く、理論派が少ない。
大リーグのピッチャーは試合で100球投げたら交代だからね。
日本は連投にに次ぐ連投で潰してしまう。

そんな指導者は百害あって一利なし。
柔道だって過去の成功体験にしがみついて選手にプレッシャーを
かけるだけで外国人選手に勝つための対策を立てないものだから
オリンピックも(男子は)金メダルなしになるんだ。

現役時代にどれだけ名選手であってもそんなのは選手を威嚇するのに役立つだけ。
これからの指導者はスポーツ理論を修得し、
指導実績を重ねてからでないと全日本の指導者にはしないで欲しい。

そんなことで、母校には理性ある対応をお願いしたいものである。

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コメント (7)
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