峠おやじの「たわごと」

峠、自転車、キャンピングカー、野菜、園芸、時事ネタなどをぼやいてます。

神無月にかこまれて(十三夜)井上陽水

2014年11月06日 | 時事ネタ
昨夜の十三夜。
ちょっとわからなくなりました。
私、荒井由実の歌「14番目の月」の影響で、「十三夜」は13番目の月と思っていました。

「14番目の月」の歌詞

つぎの夜から 欠ける満月より
14番目の月が いちばん好き~♪


つまり一晩前という意味ですね。

秋の名月は旧暦8月15日の「十五夜」と9月13日の「十三夜」と
色んなところで書いてあります。
昨日は1年で9月13日が2回もあったので珍しかったわけです。
その論調からいうと名月は満月のように聞こえます。
しかし、月の満ち欠けのサイトでも「十三夜」は満月ではないようです。

じっさい満月に近い月を愛でた古の人々の感性は素晴らしいと思います。
現在(40年前)の荒井由実もそのあたりを「14番目の月」で歌詞にしたのでしょう。

それから今朝「十三夜」が出てくる歌を思い出しました。
井上陽水「神無月にかこまれて」です。

人恋しと泣けば十三夜
月はおぼろ 淡い色具合
雲は月を隠さぬ様にやさしく流れ
丸い月には流れる雲が
ちぎれた雲がよくにあう


風がさわぐ 今や冬隣り
逃げる様に 渡り鳥がゆく
列についてゆけない者に また来る春が
あるかどうかは誰も知らない
ただひたすらの風まかせ

神無月に僕はかこまれて
口笛吹く それは こだまする
青い夜の空気の中に生きてるものは
涙も見せず笑いも忘れ
息をひそめて冬を待つ

「十三夜」は旧暦9月なので、現在なら神無月で合ってます。
でも若い頃、私は2番の歌詞に痛く感動しました。

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