先日の土曜日に高校の同窓生たちと岐阜かかみがはら航空宇宙博物館へ行ってきました。
目玉は当然のごとく飛燕です。世界に1機しか現存していません。
太平洋戦争当時日本軍の飛行機は空冷エンジンが主力でした。空冷エンジンは構造が単純ながら大出力にすると正面投影面積が大きくなり、高速にするには不利でした。対して液冷式エンジンは同じ出力でも正面投影面積が小さくでき、胴体もスマートにできるため高速化に有利でした。
そのためドイツからメッサーシュミットなどで使われたダイムラー・ベンツのエンジンをライセンス生産して飛燕を作りました。その生産を行っていたのが各務原の川崎でした。
液冷式エンジンの不備や整備不良などで稼働率は低かったようです。ちなみに飛燕の機体に空冷エンジンを載せた五式戦闘機は稼働率が上がり、操縦性も良かったそうです。本機は戦後米軍に接収された機体が返還され、川重でレストアされたものです。
また各務原といえばゼロ戦のテスト飛行場になったことでも有名です。展示機はそのテスト機、十二試鑑戦の模型です。
博物館の建物正面です。外にもYS-11とか色々な飛行機が展示してありました。これは川崎P-2J対潜哨戒機です。各務原でライセンス生産された機体で川崎重工製です。
ほかにも戦後の自衛隊機などもありましたが、各務原に関係する機体が多く、浜松のようなF86セイバーやF104スターファイターやF4ファントムがなかったので残念でした。
しかし、その代わりに宇宙関連の展示がありました。そちらは次回紹介することにします。
ただいまブログランキング アタック中です。
ワンクリック↓をお願い申し上げます。日々更新の励みになります。
岐阜県ランキング
目玉は当然のごとく飛燕です。世界に1機しか現存していません。
太平洋戦争当時日本軍の飛行機は空冷エンジンが主力でした。空冷エンジンは構造が単純ながら大出力にすると正面投影面積が大きくなり、高速にするには不利でした。対して液冷式エンジンは同じ出力でも正面投影面積が小さくでき、胴体もスマートにできるため高速化に有利でした。
そのためドイツからメッサーシュミットなどで使われたダイムラー・ベンツのエンジンをライセンス生産して飛燕を作りました。その生産を行っていたのが各務原の川崎でした。
液冷式エンジンの不備や整備不良などで稼働率は低かったようです。ちなみに飛燕の機体に空冷エンジンを載せた五式戦闘機は稼働率が上がり、操縦性も良かったそうです。本機は戦後米軍に接収された機体が返還され、川重でレストアされたものです。
また各務原といえばゼロ戦のテスト飛行場になったことでも有名です。展示機はそのテスト機、十二試鑑戦の模型です。
博物館の建物正面です。外にもYS-11とか色々な飛行機が展示してありました。これは川崎P-2J対潜哨戒機です。各務原でライセンス生産された機体で川崎重工製です。
ほかにも戦後の自衛隊機などもありましたが、各務原に関係する機体が多く、浜松のようなF86セイバーやF104スターファイターやF4ファントムがなかったので残念でした。
しかし、その代わりに宇宙関連の展示がありました。そちらは次回紹介することにします。
ただいまブログランキング アタック中です。
ワンクリック↓をお願い申し上げます。日々更新の励みになります。
岐阜県ランキング