日曜日に『ナニコレ珍百景』を見ていたら長良川の「小紅(おべに)の渡し」が珍百景として出てきました。
もとは川下にあった河渡(ごうど)の渡しが中山道ルートになっていたのに対し、その裏街道とか鏡島弘法さんの参詣ルートとして江戸時代から続いている渡し舟です。昔は竿と櫓を船頭さんが操っていましたが現在は船外機です。私はその竿と櫓の時代に自転車とともに渡してもらったことがあります。
さて番組ではこの渡しが珍百景なる理由を色々紹介します。渡し舟はふつう観光と思われがちですが、ここは県道(173号・文殊茶屋新田線)の一部になっているのですね。ですから渡し舟は岐阜県の管轄なのです。
それでも利用客は10名程度とかだし、南岸の鏡島から船頭さんの待機小屋(堤防上にある)に向かって、備え付けの旗を振って迎えに来てもらう方法など古き良き時代を彷彿とさせるシステムには笑いが起きていました。
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