琵琶湖グランドホテルに泊ったからには食事に言及しないわけにはいかないよね。
とりあえず、夕食の『おしながき』だ。
まずは『先付(さきづけ)』と『旬菜(しゅんさい)』
先付はよく目にする名前だけれど、あらためて調べてみると
『あらかじめコース料理の中に組み込まれている一番最初の料理』とのこと。
そして旬菜って料理名は正式にはなく、旬のものとでもいう意味だろう。
初っ端に出てくる料理は『八寸(はっすん)』という名前が多いよね。
これもググってみると、
『8寸(約24㎝)四方の杉で作った低いふちのある盆のこと、または、その盆に盛りつけた料理を「八寸」と呼ぶ。季節の山海の幸を少しずつ取り合わせたもの』
結局初めからセッティングしてある小品類という理解で良いだろう。
そんな『先付』と『旬菜』が下の写真。『おしながき』と対比してほしい。
それぞれについての感想は忘れてしまったのでご容赦を。
ただどれも塩気は少なく、ほんのりとお出汁が効いた京風の味だったことは記憶に残っている。
『おしながき』の順番に紹介していくと、次が『椀替わり』そして『造り』
次に『凌ぎ(しのぎ)』。なんでお蕎麦が凌ぎなのかはわからない。これもググってみると
『定まった食事時間の他に出される軽食のことで、空腹を凌ぐ(しのぐ)という意味がある。会席料理では献立の中程より前に組むことが多く、飯蒸し、茶そば、寿司、または芋類や季節の野菜など、腹もちの良い食材で工夫した料理を少量出す』とのこと。
そして『焜炉』近江牛のしゃぶしゃぶ。もちろん安定の美味しさ。
そして『煮物』。金目に茄子がいい味。
『強肴(しいざかな)』初めて見た名前なのでこれもググってみると
『亭主が心入れで客にすすめる料理全般の炊き合わせ、和え物、揚げ物などをいい「強いてもう一品すすめる肴」という意味』とのことで鴨の朴葉焼きだった。
次に『揚物』定番のエビのほかに小鮎が揚げてあるのが珍しい。
『留椀』『ご飯』『香の物』
最後が『ムース』季節の果実。
どれも少量づつではあったが、結構お腹がふくれた。
ホテルの朝食はこれまた定番のバイキング。
その日は雨なのが分かっていたし、早朝目が覚めてしまう私は起き抜けの軽食(お菓子を食べたが)で小腹が膨れていたので、一番遅い時間帯に食べに行った。
上の写真のように三者三様のものを取り込んできた。私ゃ野菜サラダを多めに取ったのとカレーを見つけたのでそれぞれ堪能した。肉類がウインナーしかないのは残念だったが卵料理が茶わん蒸し、スクランブルエッグ、温泉卵と盛りだくさんだったし、パンもフレンチトースト、アップルパイとか凝ったものが多くて楽しめた。
旬菜、小さい魚、公魚が読めなくて。
ググったらワカサギでしたか。
私は蕎麦、鴨朴葉焼き、天ぷらでテンション上がりますが、蕎麦を取っておいて、天ぷらを載せて天ぷら蕎麦に・・・なんて考えてます。
朝、焼きそばとかなかったですか?
食道楽のジャンさんなら漢字でも大丈夫かと
思いましたが。
蕎麦をとっておいて天ぷら蕎麦という発想は
なかったです。書きませんでしたが蕎麦に
『鰊(にしん)』がのってましたし。
朝のバイキングに焼きそばはなかったですね。
とりあえずカレーとアップルパイで満足しました。