峠おやじの「たわごと」

峠、自転車、キャンピングカー、野菜、園芸、時事ネタなどをぼやいてます。

昭和がらくた劇場で、ぎふ長良川鵜飼

2020年06月17日 | 歴史
毎年5月11日から始まる長良川鵜飼が新形コロナウイルスの影響で5月22日から始まりました。
また観覧船の出船は6月15日の月曜日からでした。観覧船の定員の半分で飲食禁止というアフターコロナ体制です。

そんななか、ぎふチャンで隔週?放送されている『昭和がらくた劇場』で長良川鵜飼が取り上げられました。しかも私にとって馴染みが深い山下哲司鵜匠が出るとのことで、6月14日日曜日に録画しました。



山下哲司鵜匠は中学の2年下。彼のお姉さんが同学年で生徒会で顏を会わせていました。そして彼らのお父さんである山下善平さんが当時のPTA会長さんでした。その善平さんと番組内で対談している杉山幹夫氏(ぎふちゃん会長)は岐阜中学で先輩後輩であったらしいです。

そして戦前サンフランシスコ万博のときに祖父の幹司さんと父善平さんはアメリカで鵜飼を披露したそうです。



また戦後喜劇王チャップリンが鵜飼見物をしたときは山下家を訪問していて家族との写真やサインが残っているそうです。代々世襲制で明治からは宮内省式部職鵜匠として任命もされている国家公務員でもある名誉職。しかも歴代ヒゲをはやした風貌は鵜匠のなかでも特にクラシカルな存在といえます。




番組の中では衣装についても説明がありました。
「風折烏帽子(かざおりえぼし)」は1枚の布を折り曲げて被ります。松明の火の粉除けです。
頭の先端を尖らせて折るのは髷を結っていたときの名残だそうです。



鵜船のなかで履くのが「足半(あしなか)」という草履です。船の中は火の粉が入るので濡らしておきます。そこで滑らないようにするため爪先から母指球・土踏まずあたりまでしかない草履を履いているのだそうです。



実際に鵜も出てきて手綱の結わえ方とか魚の飲み込み、吐き出しなどを実演しました。相変わらず魚を目の前にした鵜のガッつき具合は凄いです。秒殺で呑み込みますもんね。



鵜の実演は観覧船乗船前などに見たことがありますが、鵜匠の装束については頭の中に入ってませんでしたので、なかなか楽しい番組でした。

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