KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

ユニークな学者、上野誠 奈良大学教授

2010年04月02日 | 奈良あれこれ
万葉集研究の第一人者で奈良大学教授、 奈良県立万葉文化館
万葉古代学研究所副所長の上野誠さんの講演を聞いた。
評判通り、話し方が上手で、とてもわかりやすく歴史の話を聞いた。
奈良大学の学生さんは、素晴らしい教授がいて、歴史の時間が楽しいだろう。

上野誠教授

いろんなお話を聞いたが、記憶に残っていることをメモすると、

・「日本」(じつほん)⇒ジィペン⇒ジャパン、ジャポン、ジパング
 「対馬」は元は「津島」⇒ツィマァとなり「対馬」に 。

日本語と中国語は同じ漢字を使っていたが、読み方が全く違い、
英語などの外国語に中国語読みが影響したり、日本語の変化につながった。


・万人がイメージできる古代の出来事、言葉は「万葉集」と「遣唐使」

・皆が「表現者」になりたい時代(発信者、地域劇団などの流行)

・発信力に必要なモノは、「物語」
 そのために人物の描写が大事になってくる。
 50%の真実と50%の意外性。

・奈良県で東京の人が思いつく地名Best3は、奈良、飛鳥、吉野。
 桜井市など殆どの人が知らない。


■参考サイト
上野誠プロフィール

上野誠の万葉エッセイ

MBSラジオ1179ポッドキャスト 上野誠の万葉歌ごよみ

上野誠 - Wikipedia


講演の中で紹介された、亀井勝一郎氏の「大和古寺風物詩」も読んでみたい。

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