NHKスペシャル 東日本大震災「追跡 復興予算19兆円」を見てびっくりしました。
■番組内容
「復興は進んでいない。お金は一体どこに使われているのか。」
今、東日本大震災の被災地から、切実な悲鳴があがっている。
被災地復興のためにつぎ込まれる復興予算は、平成24年度までに19兆円が計上されている。
増税を前提につぎ込まれることになった復興予算は、一体どのように流れ、
どう使われているのか。番組では“巨額のマネー”の行方を追い、その実態を徹底検証する。
19兆円の内、1/4が復興と関係ない事業に使われています。
沖縄県の海岸沿いの国道の防波堤(高いコンクリートの壁で景色が全然見えません!):国土交通省
今年の3月に廃止が決定していた若者の外人を無料で日本に招待して観光旅行させる。
⇒被災地に2日間だけ訪問することを条件に復活。(他の10日間ほどは、東京、関西などに旅行):外務省
一方で、被災地サイドでの復興予算の配分や使われ方にもたくさんの矛盾や無駄が指摘されていました。
がれき処理でもばらまきの問題を指摘していました。
東松島市では分別を最初からしていたので、一番単価の高い石巻市の1/8で済んでいるようです。
※ちなみに、復興予算を決定した安住淳・財務大臣は石巻市出身
今回のNHKの番組は、しっかり調査報道をしていました。
我々の受信費がこのように使われているなら納得です。
他の大マスコミは、コストのかかる調査報道を避け、
党の代表選出の報道に無駄な時間を使ったり、手抜きが目立ちます。
国会議員も地に足つけて、我々の血税の使われ方を真剣に検証していません。
■NHKスペシャル 東日本大震災 「追跡 復興予算19兆円」の録画
ネットで関連事項を調べていたら、
「復興予算15兆円のうち約6兆円が使われず1兆円を役人ネコババ」
という記事を見つけました。
1年半前の東北の大災害を目の当たりにして、「東北を必ず復興させる」と誓い合い、
政府は震災復興のため、昨年度は3次にわたって約15兆円もの復興補正予算を組み、
今年度分と合わせて総額19兆円(当面5年分)の震災復興予算を東北に集中的に投下することを決めました。
その財源をまかなうために2013年1月から25年間にわたる所得税引き上げと
10年間の住民税引き上げ(2014年6月実施)という、異例の長期間の臨時増税が実施されます。
国民は「欲しがりません復興までは」と負担増に堪える覚悟をしました。
ところが、2011年度の復興予算約15兆円のうち、4割に相当する約6兆円が使われず、
自治体への復興交付金も8割以上が残り、被災者向け復興住宅の整備予算に至っては
1116億円のうちわずか4億円しか使われていないのが実態です。
霞が関の役人は、わざと復興のカネを被災地の自治体には使えないように制限しているそうです。
余った復興予算のうち「不用額」とされた約1兆円は、2012年度から新設された
「東日本大震災復興特別会計(復興特会)」に繰り入れられ、各省庁に分配されました。
この復興特会の使途は、復興とは名ばかりで、役人得意の箱モノ行政となっているそうです。
■番組内容
「復興は進んでいない。お金は一体どこに使われているのか。」
今、東日本大震災の被災地から、切実な悲鳴があがっている。
被災地復興のためにつぎ込まれる復興予算は、平成24年度までに19兆円が計上されている。
増税を前提につぎ込まれることになった復興予算は、一体どのように流れ、
どう使われているのか。番組では“巨額のマネー”の行方を追い、その実態を徹底検証する。
19兆円の内、1/4が復興と関係ない事業に使われています。
沖縄県の海岸沿いの国道の防波堤(高いコンクリートの壁で景色が全然見えません!):国土交通省
今年の3月に廃止が決定していた若者の外人を無料で日本に招待して観光旅行させる。
⇒被災地に2日間だけ訪問することを条件に復活。(他の10日間ほどは、東京、関西などに旅行):外務省
一方で、被災地サイドでの復興予算の配分や使われ方にもたくさんの矛盾や無駄が指摘されていました。
がれき処理でもばらまきの問題を指摘していました。
東松島市では分別を最初からしていたので、一番単価の高い石巻市の1/8で済んでいるようです。
※ちなみに、復興予算を決定した安住淳・財務大臣は石巻市出身
今回のNHKの番組は、しっかり調査報道をしていました。
我々の受信費がこのように使われているなら納得です。
他の大マスコミは、コストのかかる調査報道を避け、
党の代表選出の報道に無駄な時間を使ったり、手抜きが目立ちます。
国会議員も地に足つけて、我々の血税の使われ方を真剣に検証していません。
■NHKスペシャル 東日本大震災 「追跡 復興予算19兆円」の録画
ネットで関連事項を調べていたら、
「復興予算15兆円のうち約6兆円が使われず1兆円を役人ネコババ」
という記事を見つけました。
1年半前の東北の大災害を目の当たりにして、「東北を必ず復興させる」と誓い合い、
政府は震災復興のため、昨年度は3次にわたって約15兆円もの復興補正予算を組み、
今年度分と合わせて総額19兆円(当面5年分)の震災復興予算を東北に集中的に投下することを決めました。
その財源をまかなうために2013年1月から25年間にわたる所得税引き上げと
10年間の住民税引き上げ(2014年6月実施)という、異例の長期間の臨時増税が実施されます。
国民は「欲しがりません復興までは」と負担増に堪える覚悟をしました。
ところが、2011年度の復興予算約15兆円のうち、4割に相当する約6兆円が使われず、
自治体への復興交付金も8割以上が残り、被災者向け復興住宅の整備予算に至っては
1116億円のうちわずか4億円しか使われていないのが実態です。
霞が関の役人は、わざと復興のカネを被災地の自治体には使えないように制限しているそうです。
余った復興予算のうち「不用額」とされた約1兆円は、2012年度から新設された
「東日本大震災復興特別会計(復興特会)」に繰り入れられ、各省庁に分配されました。
この復興特会の使途は、復興とは名ばかりで、役人得意の箱モノ行政となっているそうです。