KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

コロナ騒動から見える日本の課題

2020年05月04日 | 世の中あれこれ
武漢肺炎(新型コロナウィルス)で、中国の国際ルール、常識を無視した酷さで、
国際社会の一員と認められないということが、再認識できました。

また、台湾や韓国がITを駆使し、迅速確実、混乱なく、効率的に武漢肺炎を鎮圧した
見事な手法に感心させられました。

一方で、わが日本も今回のコロナ騒動の中で、情けなさや頼りなさを感じることが多く、
今回の騒動で日本の課題は、

①個人の権利・利益と公共の福祉の関係が平時も有事も同じ
②行政や教育、政治でのITの立ち遅れ
③有事に備えた法整備の遅れ
④医療品、食料などの輸入依存が高く、安全保障上の不安
⑤政治家の方針・政治理念が不明確で官僚に頼り切り
⑥政権の対抗馬不在で政権に緊張感がない
⑦マスコミは大本営発表の垂れ流し

等にあると思いますが、特に左傾マスコミは諸外国の事例などの取材などを通じて、
国民レベルの議論を起こしていくべきですが、「有事」=「戦争」という
固定観念で意図的に避けているように感じます。


平和ボケ状態が続いている日本は、平時が続いていれば変革する必要もなく、
国民も基本的にはお上に従う精神を持っているので、のほほんとしていても問題なかったのでしょう。

今こそ、本当の危機に備えて、憲法の見直しから始める必要があると思います。
憲法でも、「公共の福祉」が一番重要な概念に規定されています。


日本国憲法の条文(抜粋)

第三章 国民の権利及び義務
第十条【日本国民の要件】
 日本国民たる要件は、法律でこれを定める。

第十一条【基本的人権の享有と性質】
 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。

第十二条【自由・権利の保持義務、濫用の禁止、利用の責任】
 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

第十三条【個人の尊重、生命・自由・幸福追求の権利の尊重】
 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。



日本の課題は、憲法改正の議論の時にしっかり確認されるべきです。
とにかく、憲法改正議論を避けようとする、左傾の党は政治家の責任を全うしてもらいたいです。


【参考】 憲法改正案

日本国憲法改正草案 _ 資料 _ 自由民主党 憲法改正推進本部

全国知事会 -憲法と地方自治研究会

産経新聞80周年「国民の憲法」要綱 前文 - 産経ニュース

読売憲法改正試案全文:会社案内サイト「読売新聞へようこそ」.

世界平和研究所 「憲法改正試案」概要 世界平和研究所 憲法改正条文対照表

松下政経塾 第34期生共同研究「改正草案」2015年

新しい憲法をつくる国民会議(=自主憲法制定国民会議) 第三次案(2006年)

門田隆将 私案「憲法九条3項」について 2018年2月9日

日本国憲法改正案一覧 - Wikipedia

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