インターネットの普及と通信回線の向上とともに、動画のストリーミングが増えてます。
YouTube や ニコニコ動画 などでは、記者会見を全編ライブで中継しています。
従来、テレビの記者会見では、報道側の意図した編集で切り取りがされていましたが、
ライブ中継では編集無しで、記者の質問も所属報道機関名と記者名が明確になり、
質問と回答も確認できます。
コロナ騒動で、在宅時間が増え、ライブの記者会見を見る機会が増えました。
5月20日に高野連が夏の高校野球の中止を決定し、その記者会見が行われ、
高野連会長と主催の朝日新聞社長が会見に臨んでいました。
YouTubeでライブは複数ストリーミングされていましたが、
記者はリモート参加で、新しいスタイルでした。
ある媒体は記者会見場に機材を持ち込んだためなのか、
リモート参加の記者からの質問の音声が拾えてなく、回答者だけの音声でした。
さすがに、高校野球主催者の朝日新聞が流していたライブ中継は、質問者の音声も拾えていました。
記者会見の中継の在り方として、今後の課題でしょう。
さて、記者会見の記者の質問に関してですが、いつも感じるのは、
・記者クラブのなれ合い会見
・質問する記者の勉強不足
・質問する記者の突っ込み不足
です。
記者の質問する段になると司会者が、
「まずは幹事社の**さんから代表質問をお願いします。」
と決まったように記者クラブ優先で始まります。
次に、自由質問に移っても、司会者が質問者を指名する際に、
「では、++社の++さん」 と知った顔中心で指名します。
質問内容も、核心を突いたものがあまりなく、一般的な内容で、
配られた資料で記事を書けばいいという感じです。
社名と名前を言うので、自分の無知を知られることが恥ずかしい、
という気持ちが働く場合もあるかもしれません。
高野連の高校野球中止の会見では、39県が非常事態解除ずみ、
翌日には大阪、兵庫、京都の3府県も解除の見通し、残りの東京、神奈川、埼玉、千葉、北海道も
月末には解除の見通しの中、中止判断の根拠に対する突っ込み不足です。
また、無観客を前提した検討が積極的に行われなかった発言が高野連会長から出ましたが、
そのまま聞き流していました。無観客での開催検討にもっと突っ込みを入れるべきです!
もっと、しっかり確認して欲しかったです。
ネット会見の場合、視聴者のコメントが画面にどんどん流れていますが、
その指摘の方が鋭い場合があり、記者には頑張ってほしいです。
記者の取材力の低下の原因の一つが、記者クラブの存在でしょう。
記者クラブに属していれば、情報が流れてくるので、それを整理すればいいという感じでしょう。
また、記者会見で、パソコンのキーボードに一生懸命打ち込んでいる記者が多いです。
発言内容の打ち込みに懸命で、問題の核心を突く方に気が向かないのでしょう。
YouTube や ニコニコ動画 などでは、記者会見を全編ライブで中継しています。
従来、テレビの記者会見では、報道側の意図した編集で切り取りがされていましたが、
ライブ中継では編集無しで、記者の質問も所属報道機関名と記者名が明確になり、
質問と回答も確認できます。
コロナ騒動で、在宅時間が増え、ライブの記者会見を見る機会が増えました。
5月20日に高野連が夏の高校野球の中止を決定し、その記者会見が行われ、
高野連会長と主催の朝日新聞社長が会見に臨んでいました。
YouTubeでライブは複数ストリーミングされていましたが、
記者はリモート参加で、新しいスタイルでした。
ある媒体は記者会見場に機材を持ち込んだためなのか、
リモート参加の記者からの質問の音声が拾えてなく、回答者だけの音声でした。
さすがに、高校野球主催者の朝日新聞が流していたライブ中継は、質問者の音声も拾えていました。
記者会見の中継の在り方として、今後の課題でしょう。
さて、記者会見の記者の質問に関してですが、いつも感じるのは、
・記者クラブのなれ合い会見
・質問する記者の勉強不足
・質問する記者の突っ込み不足
です。
記者の質問する段になると司会者が、
「まずは幹事社の**さんから代表質問をお願いします。」
と決まったように記者クラブ優先で始まります。
次に、自由質問に移っても、司会者が質問者を指名する際に、
「では、++社の++さん」 と知った顔中心で指名します。
質問内容も、核心を突いたものがあまりなく、一般的な内容で、
配られた資料で記事を書けばいいという感じです。
社名と名前を言うので、自分の無知を知られることが恥ずかしい、
という気持ちが働く場合もあるかもしれません。
高野連の高校野球中止の会見では、39県が非常事態解除ずみ、
翌日には大阪、兵庫、京都の3府県も解除の見通し、残りの東京、神奈川、埼玉、千葉、北海道も
月末には解除の見通しの中、中止判断の根拠に対する突っ込み不足です。
また、無観客を前提した検討が積極的に行われなかった発言が高野連会長から出ましたが、
そのまま聞き流していました。無観客での開催検討にもっと突っ込みを入れるべきです!
もっと、しっかり確認して欲しかったです。
ネット会見の場合、視聴者のコメントが画面にどんどん流れていますが、
その指摘の方が鋭い場合があり、記者には頑張ってほしいです。
記者の取材力の低下の原因の一つが、記者クラブの存在でしょう。
記者クラブに属していれば、情報が流れてくるので、それを整理すればいいという感じでしょう。
また、記者会見で、パソコンのキーボードに一生懸命打ち込んでいる記者が多いです。
発言内容の打ち込みに懸命で、問題の核心を突く方に気が向かないのでしょう。