KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

マスゴミの報道は言葉のインフレ気味

2023年02月02日 | 世の中あれこれ
新聞やテレビのオールドマスコミが「マスゴミ」とよく言われるようになっています。

記者クラブにあぐらをかいて発表資料をそのまま垂れ流すことが多く、
また、Colaboの不正経理問題に代表されるように「報道しない」ことが多く、
一方で事件や災害が発生した際に、針小棒大、大げさに、中身薄く報道する
状態を指して批判的に呼称されています。

インターネット、とりわけYouTubeの普及とともに、従来のメディア以外に
SNSやブログなどで様々な情報が発信され、国民が多様な情報に触れることが
できるようになってきたのでマスコミのダメさ加減が明確になったからだと思います。


特に、記者会見がYouTubeで実況されるようになると、オールドメディアの
記者たちが如何に勉強していないかが鮮明になり、記者会見では記者たちが
一生懸命パソコンのキーボードにパチパチとキーを打ち込む音が
虚しく響いている光景が滑稽です。


コストがかかる調査報道をほとんどしなくなり、発表資料に頼る「発表報道」の記者クラブ体質、
マスコミ社内のセクト主義と記者クラブの閉鎖的体質で東京都のColabo問題を
都庁記者クラブと社会部・政治部と反目したり、財務省問題を社会部が突っ込もうとすると
経済部がニュースをもらえなくなると制限をかけたり、新聞に報道機関の雄、
第4の権力という自意識が薄まってきているのでしょう。



最近、台風や雪害などの気象関係の報道では気象庁発表が「未だ経験したことのない規模」、
「10年ぶりの規模」、「未曾有の被害を生じる」など話題になりそうな言葉をつかうので、
「言葉のインフレ状態」になってきています。


更に気になるのが、現場からの報道で、「我々は安全な場所から報道しています!」、
「十分安全に配慮して中継しております!」などど視聴者からのクレームを避ける
言葉を必ず入れて、逃げ腰になっています。


また、視覚的に目立つ派手でひどい状態を探して放映するような劇場型の姿勢も鼻につきます。


こんな状態なので、新聞の購読者数がどんどん減って、テレビの視聴率も下がり、
スポンサーがつかなくなってきており、負のスパイラルになっているのでしょう。


優秀な学生さんの志望先としてマスコミ人気がなくなってきており、今後ますます
衰退してしまうでしょう。

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