今、台湾と中国大陸の交流はどんどん進み、多くの台湾歌手が中国(彼らは『内地』と呼ぶ)でコンサートを開いたり、TVに出たりしてかせいでいる。
でも、私の好きな陳昇は中国当局ににらまれて、中国ではコンサートができない。ブラックリストに載っているのだという。その理由は「チベット支援コンサート」に出たから。(もちろん憶測なのだけれど皆がそう言っている)
で、これは旅行の前後に読んでいた本。
読み終わって、チベットについて全く断片的にしか知らなかったと痛感。
チベット問題はとても個人の手におえるようなものではないと感じるけれど、この本は読みやすい。
この著者は私と多分なにも違わない一般人なのだけれど、ダライ・ラマに会ってインタビューまでしている。
この著者の心の中で生じていることが、違和感なく私の所に届く。
読んでいる間中、その爽快感が、あった。
このヒトに会って話をしてみたい。
一緒にお酒飲んだら楽しいだろうなぁ。
このヒトは20代の頃、親を半分騙してお金をもらい、2年間の世界一周の旅に出る。
私もずいぶん憧れたバックパッカーの旅だ。
そこで、自分のルーツの韓国に船で入るんだけど、その初日の釜山の様子が面白い。私はここでぐっとこのヒトの話に引き込まれ、一緒の旅をしているような気持ちになって、最後まで読み終えた。
私も釜山に船でなんどか行ったことがある。初めて入った釜山港屋港近くの食堂など、懐かしくおもいだした。
チベットの問題の解決は難しいだろうと思うけれど、チベットで起きている人権蹂躙の数々を、知らんふりできるのか?
日本ではあまり知られていないかもしれない。
自ら知ろうとしなければ、なかなか情報が入ってこない。
知ったからといって、すぐに何ができるというわけではないけれど、知るというのが何よりもはじめの一歩だろう。
でも、私の好きな陳昇は中国当局ににらまれて、中国ではコンサートができない。ブラックリストに載っているのだという。その理由は「チベット支援コンサート」に出たから。(もちろん憶測なのだけれど皆がそう言っている)
チベット チベット | |
キム・スンヨン | |
河出書房新社 |
で、これは旅行の前後に読んでいた本。
読み終わって、チベットについて全く断片的にしか知らなかったと痛感。
チベット問題はとても個人の手におえるようなものではないと感じるけれど、この本は読みやすい。
この著者は私と多分なにも違わない一般人なのだけれど、ダライ・ラマに会ってインタビューまでしている。
この著者の心の中で生じていることが、違和感なく私の所に届く。
読んでいる間中、その爽快感が、あった。
このヒトに会って話をしてみたい。
一緒にお酒飲んだら楽しいだろうなぁ。
このヒトは20代の頃、親を半分騙してお金をもらい、2年間の世界一周の旅に出る。
私もずいぶん憧れたバックパッカーの旅だ。
そこで、自分のルーツの韓国に船で入るんだけど、その初日の釜山の様子が面白い。私はここでぐっとこのヒトの話に引き込まれ、一緒の旅をしているような気持ちになって、最後まで読み終えた。
私も釜山に船でなんどか行ったことがある。初めて入った釜山港屋港近くの食堂など、懐かしくおもいだした。
チベットの問題の解決は難しいだろうと思うけれど、チベットで起きている人権蹂躙の数々を、知らんふりできるのか?
日本ではあまり知られていないかもしれない。
自ら知ろうとしなければ、なかなか情報が入ってこない。
知ったからといって、すぐに何ができるというわけではないけれど、知るというのが何よりもはじめの一歩だろう。