毎年恒例の陳昇の春酒(新年会)ライブに行ってきました。今回はまさかの水曜開催だったで、1泊2日の強行軍です。
例年は西門町にある紅楼河岸留言で金曜に開催されるのですが、どうも紅楼が改修かなんかする影響で会場が変更になったようです。
宴会付きのチケットは限定50枚の発売で、台湾の友人に頼みました。取れたら行こう、取れなかったら諦めようと思ってました。毎回争奪がすごいらしいです。幸い取れたので行けることになりました。いつもありがとうです。
宴会付きチケットは1800元
ライブだけなら800元
会場は台湾大学体育館にある「後台」というカフェ。
宴会はまさかの露天です。
雨降ったらどうなるの?!
人に聞くと「今日は降らない予報だから大丈夫」ほんとかな?
私のテーブル。
開場前に並んでるときになんとなく10人ずつのグループが作られます。
顔見知りが数人いるテーブルでした。ヨカッタ。
台湾の宴会方式に従い、開会宣言などなく適当に始まります。
各自テーブルの上の好きな飲み物を自分のグラスについで飲み始めます。
珍しく陳昇が大声でなにか言ってます。
聞き取れなかったけど「これから文夏先生くるから拍手で迎えるように」と言ってたみたい。
ほどなくして文夏文香ご夫妻がやってきました。
料理の写真は一つ前の記事にあげたので省略するとして、内容的にはとてもお得なものだと台湾の人も言ってました。これは多分、陳昇からファンへの感謝デーみたいなものだと思います。それと、参加者は100人超えてました。数えてみたら10人がけのテーブルが12卓ありました。ファン用は50席ですが、それ以外にも仕事の関係者、陳昇の家族親戚、友人たちも招待されているようですね。あ、今年は張宇さんは来てなかったな。
暗くなって半分くらい料理が進んだところで雨がポツポツ!
ヤバイっ!!
みんなが丸テーブルを抱えて屋根のあるところに移動してます。面白い。
この宴会に参加するのも5回目くらいかな、最初の年は陳昇が近くでご飯食べてるので落ち着かなかったものですが、だんだん慣れてきました。(でもやっぱりドキドキするけど)陳昇に声かけに行くのは勇気がなくて無理ですが(ホントは日本公演のアピールしたかったんだけど)その他の顔見知りには声をかけに行きます。
まず、昔のバックバンドメンバーの家駒。彼は今自分の音楽スタジオを経営する傍ら、大学院で音楽ビジネスの勉強してるらしい。
同じテーブルに文夏さんたちもいたのでご挨拶。来日のときに楽屋に大きな花を贈って以来、すごく丁重な扱いを受けてます。
それと安和65のオーナーご夫妻もいらっしゃいました。あ、まだお店行ってないや。
そのあと、忙しそうに立ち働くボビーのマネージャーを捕まえて、日本公演情報を聞き出そうと試みました。まだ具体的な話になってないみたい。会場を探してるところだとか。「なにか手伝えることない?なんでもするよ!」と言ったけど苦笑いされたよ。ははは。
毎回熱い中国のファンが一つのテーブルに集まって異様な盛り上がりを見せてました。彼らは若いし、アツイ!雨が降ってきても彼らだけは濡れながら食べてたので、「雨平気なの〜?」って話しかけに行きました。日中友好(笑)彼らも中国のあちこちから集まってるみたいです。どっから来たの?と聞くと、上海、北京!深セン!杭州!ニンポー!など口々に教えてくれました。
宴もたけなわ。
陳昇が各テーブルを回ってきます。
ここでみんな彼と乾杯するのです。
雨が降ってきて地面が濡れたので、リュックを背負ったままご飯食べてました。
そしたら、背後から「YOKO!台湾は治安いいところなのになんでリュック背負ってるんだ?」と声がしました。陳昇デシタ。珍しく、彼の言ったことが聞き取れたんですが、通じないと思ったらしく隣にいた人に「訳せ!」って言ってました。何語に訳すんだよ?「だって地面濡れてるから…」と中国語で答えたら、その彼が「雨で地面濡れてるからだって」って中国語に訳してた(笑)
今回の陳昇はすごく穏やかで優しい感じだった。同席の人は、雨が降ったからみんなに申し訳ないつて思ってるんじゃないかな?と言ってたけど、そうだったのかも。
次に彼が言った言葉も聞き取れた。私にしては奇跡的なことです!!
「YOKOの話に感動した。いつかそのことを歌にしたい」
ま、ま、ま、マジですか?!
実現するかはわかりませんが、そんな話題が出たことだけでめちゃ嬉しい!!
私の話というのはあれです。
去年の10月に緑島でコンサートあるというので出かけていったけど、荒天のため船が出ず、台東で足止めをくったときに行った台東の図書館で祖父の足跡が分かった!!って話です。
折角台湾行ったのに緑島に渡れず、陳昇にも会えなかったので、悔しくて、10月末の彼の誕生日に送るカードにその恨み言を書いたのでした。でも恨み言だけじゃ誕生祝なのにアレなので、図書館で祖父の足跡を見つけたって話もちらっと書いたんです。そうしたら、後日、バックバンドの人から連絡あって「ボビーが知りたがってるから、その話も少し詳しく聞かせて」と言ってきました。たどたどしい中国語ですが一生懸命作文して説明しました。「ボビーの感想聞かせてね」とお願いしておいたのに、その後なんの連絡もなく、それっきりになっていました。まさかココでその話がでるとは。ちゃんと通じてたんだなー。ほんとに彼の創作にインスピレーション与えられてたら嬉しいけど。
宴会後はコンサートです。長くなったので稿を改めます。