キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

アウトドア 練習会 その2 ソロ活

2023年08月20日 | アウトドア活動
先日のデイキャンプが楽しかったので、お盆休みの間にもう1回 行きたくなりました。
今度は1人で行きます。


夏休みの最終日の朝10時から4時間、前回と同じ林間サイトを予約。荷物が重くなるから料理はナシ。焚き火して焼き芋を作るだけにしようと思います。

前回の経験をもとに荷物を厳選。
それでもリュックがパンパン。
重さが7kg ありました。(そのうちの 1kgは水と氷)
このリュック自体が重いのかも。そのうち軽量な登山用ザックとか欲しくなるかも。





前回 駅からの近道は把握したので、今度は駅からすぐに森へ入ります。いくらか涼しい。森を抜けて大きな畑を横切り、 受け付け場所まで。平日ソロ割引が受けられて1000円でした。やった!


駅の案内板。現在地の上に広がる緑地がキャンプ場です。


(キャンプ場の入り口から駅を振り返る)


昨日の夜と今日の朝、大雨が降ったので薪が濡れているかもしれません。 濡れてないまでも 湿気ってることは間違いないでしょう。 うまく 焚き火ができるでしょうか??


無料で使える薪





今回は森に入る前に、蚊取り線香をに火をつけ、虫除けスプレーを全身に噴霧します。さらに薪取りと、水くみも済ませて両手に抱えてサイトに入ります。段取り良くなってますよ。






着火剤と例の檜リボンで火起こしをします。いっとき燃え上がるものの着火剤がなくなったところで消えてしまいます。 薪もいくらかは燃えるんですけど やっぱり 雨の後は難しいですね。


(よく見たら薪が大きすぎ)


途中のコンビニで買ったパンを食べながら何度も試行錯誤。 1回 燃えたように見えても時間が経つと消えてしまいます。







あーここにナイフとかがあれば大きい 薪を細かくできるんだけどな。
埒が明かないので、再度 細めの薪を探してきて再チャレンジ。なんとか成功しました 火起こし に1時間ぐらいかかったような。

しっかり火がついてみたらあとは大丈夫です。 これまでの試行錯誤 で少しずつ 薪が乾いてきたのかもしれません。大きめの薪もどんどん燃えます。





お芋は3個だけ持ってきました。 
今日はお酒もなし、 水だけ飲みながらストイックに(笑)焚き火をします。
焚き火 修行です。

冬なら幸せを感じるかもしれませんが 夏なので 幸せは感じません(笑)。 面白いけど。


午後1時頃、 空が少し暗くなってきました。雨雲レーダーで確認すると大きな 雷雲が近づいている模様。 あと15分もしたら土砂降りになりそうです。

急いで撤収にかかり、焚き火台の始末だけは後ですることにして、近くの屋根のあるところにリュックなど運び込みました

森の中にいると小ぶりに感じたのですが外に出るとなかなかの雨です。 焚き火の火はあっという間に消えてしまいました。




今日は 火消し壺も出番なし。濡れついでにバケツの水をしっかりかけて消火。
その後 雨宿りも兼ねて 汚れた 焚き火台や 火ばさみ バケツなどを洗って 荷造りしました。雨宿りしながら 焼き芋も1本だけ 食べました。 そうこうしているうちに 雨あがりましたので帰路に。







正味2時間ぐらいの焚き火になりました。
もう少し 涼しくなったらもっともっと楽しめると思います。 秋になったら お芋もたくさん八百屋に並ぶでしょうしね。
そうしたら箱いっぱいの芋を車で運んで焼き芋作りたいと思いました。



アウトドア練習会 その1 焚き火

2023年08月17日 | アウトドア活動
5月に香港の友達と行ったキャンプがとても楽しかったので、 自分でもやってみたい!
6月7月は 情報収集に明け暮れていました。
YouTube でアウトドア関係の動画を見たり、 色々な道具のレビュー なんかを読んだり。
色々道具も必要なことは分かったけど、この前みたいに全部レンタルしたら お金かかるし、買っても高い。そこで、少しずつ 安いものから 揃えることにしました。

今の自分が一番やりたいのは焚き火。
まずは 徒歩で行くデイキャンプからスタートしようと思います。
テントとかは後回しで。

となると 必要なものは限られます。
●焚き火台
●焚き火シート
●バケツ
●火消し壺
●火の周りで作業するための革の手袋
●火バサミ

それと 絶対必要 というわけではないけど簡単な椅子も欲しいな。

焚き火台は今後も長く使うことも考えて、ある程度の予算をかけて、TOKYO CAMPというブランドのを楽天市場で購入。5000円弱。



焚き火シートはアマゾンで1000円くらい。
バケツは百均の釣具コーナーで折りたたみのを330円で。
火消し壺は、ネットの情報でこれまた100均のオイルポットで代用。


(火消しツボはビール立てとしても役立ちました)

火バサミも100均、ついでに火吹き棒も購入。
革手袋はワークマンで580円。





椅子は長く使えるそれなりのを買おうかとも悩んだのですが、手始めは徒歩キャンプなので小さくて安い物にしました。
アマゾンで2脚で1500円。
安すぎで届いたらもう壊れていました(自分で修繕してOK)




農作業用の強力な蚊取り線香も買いました。




これらの道具と手持ちの道具で、第一回アウトドア活動をします。
この道具をリュックに詰めていきます。





次に会場選び。
焚き火ができるところとなると、キャンプ場か あるいは河原のバーベキュー場。でもどこも遠い。遠いと疲れる。

と思っていたところ、グーグルマップで横浜市内の駅徒歩10分くらいの場所にキャンプ場を発見!
よし、お盆休みに一人で偵察してこよう。




しかし、お盆休みは台風の影響で毎日雨予想。
これは無理かなぁ。

結局、台風は関東へは向かわず、晴れる天気予報にも変化が。
よし!明日行くぞ!
ちょうど夫も休みだったので二人で行くことに。私は焚き火、夫はアウトドアごはんをそれぞれ担当。
必要最低限のものだけ持って電車&徒歩で向かいます。

家から1時間くらいで到着。
暑い!
受付でデイキャンプの料金3000円を払い早速サイトへ。



真夏なので、林間サイトを予約してました。虫は多いだろうけど、日陰になるから。

日がささなくて快適ですが、虫がブンブン!!
レジャーシートを広げ、蚊取り線香を焚き、虫よけスプレーを体中に噴霧します。もちろん長袖長ズボンです(暑い)。
酷暑だからか、このエリアは我らだけの貸し切り。多少煙くっても気兼ねなしです。



椅子を組み立て、焚き火台を組み立て、水と薪を取りに行きます。
なんと、ここ薪が無料です。
薪と言っても建築現場で出た端材のようでしたが、十分です。



連日のカンカン照りのおかけで薪もからからに乾いてます。
着火剤がわりに持っていった檜リボン(道の駅清川で売ってたヒノキをカンナで削ったのをリボンにしたもので香りを楽しむ)にジョニさんにもらった着火ジェルをつけて、一発で燃え上がりました。



(焚火が主役のわがサイト)


私は 焚き火用できるだけで十分なのですが、まあ それだけではつまらないですね。夫は何か料理を作りたいと、軽く食材を持ってきました。この辺りは全て夫におまかせです。
キャンプ用の調理器具などは何も持っていないので、とりあえず鉄板代わりに グリルパンの蓋(魚焼きグリルの中で使うもの)を持ってきました。 これなら 直火OK。

まずは 味付け肉で焼肉。
そしてその味付け液を煮詰めて焼きそば 、焼きソーセージ。








焚き火の中には アルミホイルで包んだ さつまいもも入れておきました 後は これが いい感じに焼き芋になるのを待つだけです。

デイキャンプで朝から夕方まで借りていましたが、もう十分という気持ちになりました。
量もそれほど食べてないのに なんだかお腹いっぱい。真夏に焚き火のそばで食事なんて 暑すぎですよね。
水を1 L と、近くのコンビニで買ってきたビールとコーラも飲み、もう満足です。


焼き芋はその場で1本だけ 食べました。
本当に美味しい!これはやめられません。


火の始末をして帰りましょう。
100均のオイルポット代用した火消し壺は十分に働いてくれました。
すすで汚れたものは 簡単にその場で拭き取ってからビニール袋へ。
帰宅してから洗うことにします。


特にチェックアウトの手続きはないので、電話で撤収する旨を伝えて駅へ。近道するとサイトから駅までは5分くらいでした。めちゃ近かった!というか駅からこんな近い距離にキャンプ場があることが 驚きです。


(ここを抜けたら駅ってびっくりです)

第1回 アウトドア活動は 成功
またやってみたいと思います。

小田原北条氏の独自文化にワクワク!

2023年08月01日 | ☆学ぶ!
 8月が始まりました。
 昨夜久しぶりに雨が降って(しかも大変な雷雨)少し涼しくなりました。とは言っても朝の気温は27°c、蒸し蒸ししてます。

 神奈川大学の公開講座で通っていた 考古学の講義も先週で全5回が終わりました。
 縄文、弥生、古墳、律令、戦国と、
5つの時代を取り上げ、神奈川県に残るそれらの時代を代表するような考古学資料、 遺跡などの研究の最先端のお話が聞けてとても興味深かったです。講義の後、実際に遺跡を訪ねると一段と楽しめます。これからも訪ねる 楽しみが増えました。 神奈川には 神奈川 独自の傾向 もあるとわかって それも非常に興味深いものでした。

 私がよく知る九州や、学校で習ってきた近畿とはまた違う「関東」の独特の歴史に触れることができました。鎌倉幕府がここに置かれたのも意味があったのだなあと思いますし、江戸が日本の中心になってその後ずっと中心であり続けてるというのも、 そう考えてみると面白いことだと思います。



 最終回は小田原北条氏が作った小田原 文化について、小田原城の発掘調査報告を交えてのものでした。
 「御用米曲輪」という城内に残る北条氏政の館跡の発掘が進んでいるようで、そこから非常に興味深いものが色々と発見されています。庭園が切石で作られているというのがとても興味を引かれました。奈良、京都の時代から日本の庭園は自然をそのまま持ってくるということが 大原則で石は自然の石のまま配置することになっているのに、この庭園には石をきれいに切って(しかも五輪塔などの石塔の再利用) 池を作っているというのです。他に例がなく、どこから来たのか全然わからないそうです。ここにも関東の文化の独自性があるのかもしれませんね。


切り石敷きの庭園


 わずかに 類似の例が熊本城にもあるという話でした。 あ!それはあの「地図石」のことでは?最後に質問したら そうだということでした。ただ、地図石は庭園の中にあるものではないので、同じものとは言えないから小田原とのつながりはわからないという話でした まだまだこれから研究が楽しみですね。


熊本城の「地図石」


〔神奈川新聞の記事〕
戦国時代の池跡確認 石材をリサイクル 御用米曲輪発掘調査/小田原

小田原市「史跡小田原城跡 御用米曲輪」

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