コロナも随分状況が改善したので、今のうちに!と思い、2泊3日で帰省してきました。
あまりゆっくりする時間もありませんでしたが、初日には「池辺寺跡」を見学したり、2日目は去年水害で大被害を被った球磨川へ行くこともできました(球磨川のアユを食べました^^)。そして3日めは、単独行動で熊本市内を散歩しました。
まずは、その記録を写真でつづってみたいと思います。
目的は上通の蜂楽饅頭を買うことだったのですが、たまたま乗った電車が「上熊本」行きだったので、行ったことのないところを歩くのもいいかなと思って、終点「上熊本駅」を起点に少し歩き回りました。
上熊本駅。
ここに来たのは初めてのようです。
同じ始発駅でも健軍の電停とは違いますね。
車庫もあり、単独軌道もあり。
(わが輩ポストってなんだろ?)
わが輩通り界隈マップ。
これで散策するのはかなり難しいマップ!
ここから「草枕」の旅も出かけられるらしい。
むかしは徒歩だったんですよね。
JRの上熊本駅駅舎。
木の風合いが素敵です。
日曜だけど人影まばらな上熊本駅構内。
くまモンハロウィン扮装。かわいい。
上熊本は漱石先生推しなんですね。
こちらは熊本電鉄の上熊本駅。
くまモンラッピング電車が来てました。
「鉄」なおじさまがバシバシ写真撮ってた。私も負けずに撮る!
道を渡ると小さな緑のコーナーあり、そこに銅像が。上熊本に下り立つ若き日の漱石先生だ。イケメンですね。
2ショット写真撮りました。
漱石ファンは上熊本に行かなきゃですね。
ここから、京町台地に上がって熊本城経由で上通を目指します。
初めての土地。ワクワク。
京陵中学校。名前は知ってたけど、ここにあるのか~。門のわきの楠が立派!
ここにも漱石先生モノあり。
句碑です。
「すみれ程の小さき人に生れたし」
京町本丁漱石記念緑道。
界隈一帯は漱石先生で町おこしかな。
本「丁」というあたりが古い町という感じがしますね。
堺市も「丁」を使ってました。
なにかありま。
近寄ってみると「清正のまちと街路つくり」の案内板。
京町は加藤清正によって整備された町なのですね。地図は細川時代のもの。
!
「京町は清正公さんのおひざもと!!」だそうです。
ここまで来ると、漱石の影がうすらいだかな?
これは何だろう?
いかにも古そうな味噌屋さんがありました。創業寛政四年の池田屋醸造。
台地だから、阿蘇まで見渡せる。
「裁判所前」のバス停があり、横を見たら見覚えのある建物が。
「あ~これはここにあったんだ~!!」
よくニュースで出てくる、熊本地方裁判所ですね。レンガ造りの味のある建物です。水俣病とかハンセン病などの裁判は全国区のニュースだったので、見覚えがあります。
入り口もスタイリッシュ。
台地なのであちこち坂があり、いちいち名前がついています。
さすが、古い町ですね。
加藤神社は一時期、熊本城内ではなく京町にあったんですね。
けっこうな高低差。
住んでる人は大変でしょうね。
磐根橋。ここをわたると熊本城。
案内板によるとむかしは堀の役目もしていたそうです。そして電車が開通したころ、さらに掘り下げられたらしいです。
目が眩むほどの高さ。
ここを渡って熊本城へ。
まだまだ地震からの復旧は道遥か・・・のようです。
それでも今年のGWごろから天守の周りには入られるようになっているみたい。時間がなくて行きませんでしたが、天守が美しくそびえているのはいいですね~。
この二の丸からの眺めは(平成の大改修で長塀ができる前の)私の子供時代の熊本城の姿です。
熊本城から、賑わいを取り戻していた城彩苑を抜けて下通へ。
そこそこの賑わい。
パルコが無くなってた!
こちらは上通り。
道幅の違いもあるけど、こちらの方がにぎわってるような??
私が熊本にいた30年前ごろは上通にはあまり魅力を感じなくて下通にばっかり行ってましたが、いまは上通の方に魅力を感じます。
なぜかな?
そしてようやく目的地、鋒楽饅頭へ。
みんな大好きほうらくまんじゅうですね。こことこむらさきと紅蘭亭とかっぱのまるぶんがあるから上通が好きなのかも?
最後にお約束のアングル。
通町筋から市電に乗って帰宅します。
10月とは思えないほどの陽ざしに気温。
暑さにくらくらしながら散策を終えました。育った町熊本ですが、知らないところがまだまだ多くて歩くの楽しい。
今度はちゃんと下調べをして漱石先生の「わが輩界隈」を歩いてみたいと思いました。