熊本に生まれ育ったとは言ってもまだ足を踏み入れたことのない土地も多い。
横から見たところ。
下から見たところ。
ここは西南戦争の関ヶ原と言われるほどの激戦地だったらしい。
今はほんとにのどか。土手でポニーが2頭土手で草食べてた。車が近づいても全く動じず。
高瀬川橋梁。
今年のNHK大河ドラマ「いだてん」で取り上げられている金栗四三さんの地元(なのでロケ地にもなっていた)熊本県北地域には馴染みがなくて、テレビで見るたびに、「こんなところがあるんだー」と思っていた。
この玉名市にある「高瀬船着場(高瀬津)」もその一つ。
ドラマでは大竹しのぶ扮する地主池辺家の船着場として登場。地図で見ると今も残っているみたい。
全く知識がなかったのだけど、玉名は南北朝時代から水運の要所として栄えたそうで、江戸時代には菊池川流域の米(高瀬米)の集散地として繁栄したらしい。
両親に聞くとやたらと「たわらころがし」という。なんだろう??米の集散地だから俵は関係してるだろうけど…と思っていたら、果たしてこんなものがあった。
確かに俵を転がして、船まで運んだんでだろう。急なスロープが石組みで作られていた。
横から見たところ。
なかなかの傾斜角。
下から見たところ。
中央にある出っ張りは「俵どめ」。
上から転がして勢いついて川にドボンじゃ大変だもんね。考えられてるなぁ。
ドラマでは往時を再現して建込みなどもあつたが、今は何もなし。静かな田園風景が広がってた。石垣の上に並んでいたはずの米蔵は、明治10年の西南戦争のときに焼け落ちたそうだ(ドラマでいくらか建物あったのはその後の再建か?)
ここは西南戦争の関ヶ原と言われるほどの激戦地だったらしい。
今はほんとにのどか。土手でポニーが2頭土手で草食べてた。車が近づいても全く動じず。
高瀬川橋梁。
二本あるうちの向こう側(下流側)が古く、フランス式のアーチ型。創建時のものがそのまま使われているらしい。丈夫!!