愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

迷い猫・ハッピー

2006年09月10日 | 散歩
先日、やや体調不良のため、溜まっている有給休暇を消化。雨の降る平日の1日を、自宅で西子とまったり過ごすことにしました。
とはいえ、一人暮らしで部屋にこもっていると、なーんとなく人恋しくなるんですよねぇ。それほど体調が悪かったわけでもないし…。というわけで、小雨になったところを見計らい、ちょっとお散歩。その途中で、にゃんこ発見。とってもおとなしい黒猫です。
ノラなのか飼い猫なのか不明ですが、トコロドコロ、ケガをしていて、特に背中の肩甲骨のあたりが少し爛れたようになっています。
「猫疥癬?」
爛れ具合を見て、フッとそんな疑いをもったとき、先日、ネットで見た新聞記事を思い出しました。
それは、小学校に迷い込んだ猫のお話のコラム。ハッピーと名づけられたその猫は、弱りきった状態で授業中の教室に迷い込んできました。元気になったら飼ってくれる人を探そうと、とりあえず子どもたちが世話をするようになりましたが、2カ月ほどすると忽然と姿を消してしまったそうです。
わずかな間でしたが、ハッピーをきっかけに、子どもたちは保健所に連れて行くと猫が処分されてしまうこと、猫を捨てると生態系を壊してしまいかねないこと、などを学んでいきます。そして、何よりも猫の、動物のぬくもりを学んだように感じました。
迷い込んだハッピーが「幸せ」だったかはわかりません。でも、子どもたちに与えた影響は、決して小さいものではなかったようです。
この黒猫もちょっと心配。これからも、ときどき様子を見に来ようと思います。
コメント (7)
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