成田線木下(きおろし)駅南口から徒歩5分のところに、有名な木下貝層(きおろしかいそう)の見られる一角がある。
貝塚ではなく貝層だ。
縄文人が中身を食べて捨てた貝殻ではなく、生きた貝が潮流の加減か何かでたくさん集まった海底が地上に現れたものだ。
海底だったのは、12~13万年前だというから恐れ入った話だ。
「そんな昔のことかよ。武蔵も、下総も、上総も海の底じゃん。というか、人類はまだ現れていないんじゃあないの?」
「でも、いいものを見せてくれてありがとう」