この寺の若住職が、あの世界三大荒行の一つと言われる中山法華経寺の荒行(午前 3 時起床、一日 7 度の水行、読経とお題目三昧の百日間修行)を一度ならず三度まで実践されたと聞き、尊顔を拝したいと思っていた。
ボランテアの庭掃除の方にそんな話をしたら、会わせてくださった。
こちらが、超人的な副住職の瀬川さん。
毎朝 6 時、この寺から響いてくる鐘の音は、この方の日課の一つだった。
近くに大杉が立っている。
日蓮上人の弟子、日弁上人によって、鎌倉時代の正応元年(1288 )に開かれた寺で、文禄年間( 1592~6 )に中山法華経寺の末寺となり山号を長岡山と改めた。(沼南風土記)
私が写真を撮っている僅かな間にもボランテアの方が次々と現れ、とても活気のある寺だった。
屋根の上に浮かんだ雲さえ何か瑞雲のように思われた。