柏・印西線の中之橋から上流へ、5 つめは、橋脚 1 本の芦川橋です。
橋の東に神明社、西は慈本寺です。
(神明社の森)
この寺の門前に道祖神が祀られていました。
二つの祠の古い方は安永 6 年( 1777 )林長八さんが、新しい方は、平成 12 年( 2000 )早川精一さんの建立です。
道祖神は道路の悪霊を防いで行人を守護する神ですが、草鞋が供えてあるのは、健脚を祈願していると思いました。
畑の道をしばらく進むと、茅葺屋根の観音堂が見えてきました。
このあたり(柏市・高柳)の大津川は小川で、橋は無名です。
川面のカルガモは私の気配を感じるとさっと飛び立っていきました。
川の東には、高柳、馬洗戸の“善龍寺”があります。
(柏市の文化財ですが説明板は沼南町時代のもの)
帰り道には、はやくも暮色がたちこめていました。