雨曇子日記

エイティライフの数々です

『数独』と『ナンプレ』

2019-10-29 11:15:59 | エッセー

昨今、電車の中で必ず一人や二人は、「数独」あるいは「ナンプレ」に取り組んでいる。

この、「 9 × 9 のマスの中に『かぶり』が発生しないように 1 ~ 9 までの数字を入れていくパズル遊び」は、誰が考え出したのか?

 

ネットで調べ、次のことが分かった。

考え出したのは、1979 年アメリカの H・ガーンズ氏。Number Place と名づけて、デル・マガジン社のクロスワードパズル中心の雑誌に、刺身のつまのような形で掲載された。(パズル作家西尾徹也氏のblogより)

 

1980 年日本で初めてパズル雑誌「ニコリ」を友人二人と創刊した鍛冶真起氏は、1984 年、競馬で負けた帰りの電車の中で持ち歩いていたアメリカのパズルマガジンの中のペンシルパズル「ナンバープレイス」に面白さを見つけ夢中になり、その後自分で作問できるようになり、「数独」と名付けて『ニコリ』本誌に掲載した。(「文芸春秋ニコリ「数独」名品 100 選」より)

一方、総合パズル雑誌「パズラー」(1983 年創刊)の世界文化社はアメリカ「 GAMES 」誌と提携し、「Number Place 」を「ナンプレ」として普及した。

「数独」は手づくり。「ナンプレ」はコンピューター作成ということらしい。