雨曇子日記

エイティライフの数々です

むらの お正月

2020-01-07 10:37:08 | つれづれ

 

令和二年 1 月 2 ・ 3 日 印旛沼北の古墳の丘に建つ千葉県立「房総のむら」では、特別イベント”むらのお正月”が行われました。

臨時駐車場を出て、旧学習院初等科正堂を撮ろうとしたら電池切れ。

 

埴輪の飾り付けで有名な 101 号古墳~旧御子神家~旧平野家と通り、”むら” に入ってメインの”商家町並み”にあるそば屋に入りました。

江戸時代を模した作りですから天井が低く薄暗く寒々としていますが、さすがに電気毛布を敷いて暖かくしてあります。メニューは「かみなりうどん」( 600 円)だけです。かけうどんの具、豆腐・キクラゲ・シイタケ・水菜をごま油で炒めるときの音から、”かみなり”の名がついたとか。なんでも江戸時代のレシピ本に載っている料理だそうです。(特にうまいというものではない)

しばらくすると、広場に獅子舞が来ました。埼玉県に拠点をもつ”岡田民五郎社中”の一行で、口上の方の話では、ホテルとかいろいろお呼びがかかっていて忙しいらしいのです。でも、手を抜かずに丁寧に演じてくれました。獅子舞だけではなく、大黒・ひょっとこ・笛・太鼓・鉦・・・とそれぞれ役わりがあり、うまく構成されていると思いました。見学の小さな女の子が、笛のリズムに合わせ、思わず踊りだしているのが印象的でした。

”房総のむら”の広い園内にそれぞれ独立して建つ、農家・武家屋敷では、メンコ・サイコロづくり、輪投げ・・・さまざまな実演・遊びなどが用意され、主に昔の遊びが体験できるようになっています。

食べ物も、甘酒、おしるこ、アユの塩焼き、つきたての餅、焼きそばなどがあります。

 

家族連れを主に人出が多い割には混雑感がなく、のんびりと”むらのお正月”が楽しめ、知らず知らずのうちに 6000 歩も歩いていました。