柏市増尾城址公園には、新と級の公園があり、それはつながっている。
新公園の入り口から入った。
新公園だけあって、バーベキューの施設もあり色々楽しめるが、今日は森を中心に見て回ることにした。
主に杉を中心に20mを超す高木の一帯がある。つまらないと思われがちだが、よく見ると所々に表示がある。
名前を憶えてエポック社の樹木事典で調べてみると、次のようなことが書いてあった。
「樹高20mにもなる高木で、山地の崩壊地や道路の工事跡などに出現し、たちまち大きくなる。幹は直立して高く伸びる、・・・伊豆の天城地方ではワサビ田の中に植えて、ワサビが直射光で痛むのを防いでいる」
こういう落葉樹があると、空が明るくなる。
イヌザクラはウワズミザクラ類で、「華美な美しさはないが、妖精の森といったような変わった魅力がある」(同上の樹木事典)
城址のある旧公園に向かう。
「緑こそ命」の言葉が強く心に残った。