手賀沼の南、旧沼南町泉にある曹洞宗の寺、龍泉院の寺宝展に行きました。
参道には立派なザクロ、畑には菊が花盛りです。
寺宝展(撮影禁止)の内容は次のようなものでした。
1.仏像 室町期作の釈迦如来像 他 14 点
2.絵馬 明治 5 年 山崎弁栄作と伝えられる 准四国八十八ヶ所道案内図 他 4 点
3. 絵画 出山釈迦図 天保11年以前 谷 文晁 他 14 点
4. 墨蹟 大町桂月 漢詩 他 8 点
5. 工芸品 古代刀 6 世紀(直刀、出土品) 他 10 点
6. 木製品 開基牌 天正 9 年( 1581 )相馬氏の位牌 他 23 点
7. 典籍 一休禅師裸草子 近世写/1冊 広瀬水上旧蔵 他 9 点
8. 文書 当山建立奉加記録 宝暦 2 ( 1752 )/1冊 旧本堂の建立記録 他 15 点
9. 石造物 板碑類 中世 出土品数点 他 6 点
いずれも重要文化財の指定はありませんが貴重な資料です。
一寺でこれだけの遺産を管理しているのは大したものだと感じ、この古刹に敬意を表せずにはいられませんでした。
(鷲野谷出身の高僧弁栄上人がインドのブッダガヤから明治 28 年請来して自ら植えた菩提樹)
龍泉院寺宝展(古刹に伝わる文化財 100 余点)
平成 28 年 10 月 30 日(日)~11 月 6 日(日) 10 : 00 ~ 16 : 00 (無料) 駐車場 50 台
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