柏市名戸ヶ谷の香取神社、社殿鳥居は平成のものだが創建は江戸時代中期以前にさかのぼる。
この境内に百庚申がある。西と東の隅に50基以上石碑が並んでいるが、これが百庚申である。
庚申塔が百を超えたのは、元治元年(1854)甲子歳であったようだ。
庚申塔の高さは、50㎝ほど。「庚申」「青面金剛」など、文字だけのものが大部分だ。天保年間(1830~1843)のものが多く、100の像立を目指したのであろう。
昭和40年代に地元の浅野工務店により現在のようにきちんと並べられたのだろう。
この神社で見られる一番古い石像は、正徳二年(1712)の如意輪観音像であった。
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