2 月 19 日(火)テレ東「ローカル路線バスの旅 13 弾」を観る。午後 6 : 55 ~ 9 : 00 のゴールデンタイム。
これは、2012. 12. 5 ~ 12. 8 ロケ 2013. 1. 5 放送の再放送。
旅は、スタート新宿駅西口 ゴール新潟市万代シティバスターミナル。
第一日
太川陽介はバス路線の多さに「どれに乗ったものか」と途方に暮れている。傍らに、いつもののんき顔の蛭子能収がいる。今日のマドンナは田中律子(一年後にはテレ朝徳光さんのバス旅番組のメインキャスターとなる)”さあいくぞ”というきびきびした身のこなし。
結局、8 : 16 発 野方駅行に乗り、野方からは 赤羽~川口~岩槻~蓮田~桶川~鴻巣~東松山を経由して14 本のバスを乗り継ぎ、熊谷に到着する。時すでに午後 9 時を過ぎている。この日は”熊谷ロイヤルホテル鈴木”に宿泊。
第二日
8 : 10 熊谷駅前発深谷行で出発。
深谷~岡部~ 6km 歩き~本庄~伊勢崎~高崎~渋川~伊香保温泉(この日乗り継いだバスは 7 本)
宿泊の”四季の宿晴観荘”では、入浴シーンの撮影もあり無事二日目の日程を終える。
第三日 この旅は筋書きのあるドラマなのかドキュメントなのか?
渋川~上野入り口~沼田局~歩き~沼田駅~猿ヶ京(ここに 11 : 40 ごろ着いている)
温泉宿で昼食を取りながらバスのない三国峠越えの作戦を練る。
トンネルの手前まで歩き、新潟県側の温泉宿に宿泊の連絡をして迎えに来てもらう。
この計画は甘かった。
歩きだしたのは 15 : 30 ごろ。山道を 7km も歩くと日が暮れてきた。雪も横殴りに降っている。
「今回はしんどいなー」と思わずつぶやく太川さん。「疲れたぞー」とシュプレヒコールのように叫ぶ蛭子さん。
傍らを観光バスが 2 台 3 台と通り過ぎていく。空席も見える。越後湯沢温泉へ向かうバスだ。
「載せてって―」と田中さんが叫ぶ。バスは無情にも走り去る。
(これは、台本にあったのか、ドキュメントなのか)
「もう歩くのはやめよう。危険だ。」太川さんが決断し、新潟県側の温泉宿 4 軒に電話を入れるが、ことごとく断られる。その日は金曜日で客が多く、迎えには行けないとのことだった。
さあどうする?
絶体絶命の場面でマドンナの田中律子さんの脳裏にひらめいたのは、貝掛温泉温泉!女将と友達だった。
地図で貝掛温泉が近いことを確かめ、田中さんが電話を入れると、当日は休館日にもかかわらず、宿泊OK、迎えにも来てくれるとのこと。
30 分後、貝掛温泉の長谷川夫妻が車でかけつけた。
第四日
温泉宿から近い”浅貝上”バス停から 6 : 55 始発越後湯沢駅行きバスに乗車。
女将さん心づくしの魚沼米塩むすびを「おいしーねえ」とほおばる三人。
新潟県に入ったのだから県庁所在地新潟市へのルートは簡単だと思われるが、路線バスで繋ぐのは大変だった。
湯沢駅前~六日町駅前~小出営業所~小千谷駅前~長岡駅前~東三条駅前~新飯田新町~燕駅前~白根健生病院前
このルートを初めて訪れる旅人が乗り継ぐのは至難の業。バス営業所の職員だって難解だ。おまけにこの日は土曜日で休日ダイアでの運行。本数が少ない。苦心惨憺で、白根健生病院前からの新潟駅行きの最終バスを捕まえた時の嬉しさはTV画面からよく伝わってきました。
うれしいことに、そのバスは古町経由ということで、万代シティバスターミナルというバスストップがあったのです。もう乗っていればゴールできるのです。
こうして、20 時過ぎ無事目的地に到着した三人は思わず「ばんざーい、バンダーイ」と叫ぶのでした。
水を差すようですが、運転手さんにあまり聞くのはどうかと思いますが・・・。運転手さんも親切気を出して赤信号の間にルートを探してあげるなどしないほうがいいと思いますよ。
ますます、この旅を応援したくなりました。
早朝出発で、20km 以上は歩く旅ですから厳しいですね。
24 日も BS テレ東で 18 話が放送されるので、追いかけようと思います。御殿場がスタート、直江津がゴールです。上田市も通過点にあるようです。
私も時々見ています。
今は新しい3人組になっていますね。
まあ、費用はテレビ局、スポンサー持ちなんでしょうが、
クルーを含めて10人くらいで移動しているわけで、
楽しいこともあるだろうし、厳しいこともあるでしょうね。
多少の緊迫感を演出している部分もあるでしょうな。
旅番組で一番、多彩で金を掛けるのがNHKですね。
自分で稼がないで集めた金でやりたい放題なのは、
税金を使う国とNHKだと思っています。
谷氏には無縁なことなので、偏見かな??