平成4年(1992)にできた成田山公園の北端にある書道美術館です。
普段は入館料500円ですが、7月29日~8月31日は、白扇書道会展で入場無料でした。
建物に向かって正面左手に「筆魂」の石碑と水琴窟があります。
正面向かって右手壁面にレリーフのような石仏がありました。(中国のものかな?)
美術館を入ると、正面に“泰山”の石碑の大きな拓本が目に入ります。
山東省泰安北方にある“泰山”は、「泰山北斗」(その道で最も仰ぎ尊ばれる人)「泰山梁木」(頼もしく頼りになる人)という熟語があるように、古来より名の知られた名山です。慣用句に「泰山鳴動して鼠一匹」というのもありましたね。
拓本の石碑は、唐の6代皇帝が国を治める方針を記させたものだそうです。
実際に当地を訪れて実物をご覧になった方も多いと思われます。
現地の様子を想像させる写真が数枚展示してありました。
書道展の作品を数点撮らせてもらいました。(特に基準はありません)
2階の休憩室から、成田山の庭園が一望できます。
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