それは、日本ハムのファンにとって夢のような勝利だった。
8月3日札幌ドーム ソフトバンクVS.日本ハム17回戦、5-1で日本ハムが勝った。
3人のヒーローが選ばれお立ち台に立った。
まず、清宮幸太郎選手。「ずっと抑えられていたところで、梅林さんが2塁打を打って塁に出たので還したいと思いで打ちました」と、2ランを打った気持ちをはにかむように言って笑った。
清宮選手はホームランバッターだが、今年の11本はすべてソロ。走者がいると打てない打者だった。その呪縛を打ち破った一発だった。
2人めは上原健太郎投手。7年前ドラフト1位で入団した偉丈夫だが、どちらかと言えば鳴かず飛ばず。だが、今年は少し違うところを見せ8回まで投げ得点を与えなかった。「バックに助けられました」と胸を張る。
最後に登場したのは、その上原をリードした梅林優貴捕手。「ばあちゃん打ったよー」と、彼はTVの前にいるであろう広島の祖母に呼びかけた。
ドラフト6位、3年目の選手だ。
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