雨曇子日記

エイティライフの数々です

枯木

2013-11-12 09:46:39 | 花散歩
たまたまスクラップしておいた10年以上昔の週刊朝日“花のうた・草の囁き”シリーズです。


             

             


能村登四郎と同人誌「沖」の人々の句が載っています。

             ラストシーンならこの街のこの枯木   大牧  広
 
             終曲へ指揮者の相の枯木かな      能村  研三

葉が落ちつくして枯れたように見える冬の樹木を、冬木(ふゆき)寒木(かんぼく)枯木(かれき)と呼び、俳句では冬の季語となっています。

これは、手賀沼の枯木です。


             


通りかかった植木屋さんふうの方に木の名を聞いてみると、「クルミじゃあないか」と言ってわざわざ木の下に降りていき、木の実が落ちていないか確かめて下さった。


             

             


枯木も、手賀沼にはかなわない。
最後の一枚は、烏瓜にお株を奪われてしまいました。

             手賀沼に灯を点しけり烏瓜   雨曇子
  


             

新しくて古い街

2013-11-10 12:51:13 | 東京散歩
「スカイツリーとかけて、世話好きのおばさんと解く」
心は、「どこへでも顔を出します」


     

     

     


面目を一新した浅草ですが、すべて新しいわけではありません。


     

     

             

     

      


ここから、浅草寺五重塔の九輪を望みました。


             


「浅草に意馬心猿の町と道」と言えば六区でしょう。
今や、六区に映画館は一軒もありません。


     

             

     

             


東洋館は、2500円の当日券を買えば行列と関係なくさっと入れますが、新聞社の招待券では、1時間以上並ぶ覚悟が必要です。
私が、1時間以上並んで入場した11月5日、91歳の内海桂子師匠が出演しカッポレを踊りました。


             


ワンコインうな丼で有名な“宇奈トト”500円のうな丼を食べて元気に帰りました。






119番の日

2013-11-09 10:47:02 | つれづれ
11月 9日は119番の日だそうな。
なるべくなら119番のお世話にはなりたくない。でも、臓器は老朽化でリフォームしていないから、お世話になるのは必至だ。せめて、そうなった日に備え、救急隊員の方に要領よく答えられるよう準備をしておこうか、などと考えながら消防署の前を通ると横断幕が変わっていた。


    


「あれっ、もう入れ替えたの?」
「今日入れ替えました」
若い隊員の方が礼儀正しく答えてくれた。

まあ、そんなことでは文句は言えまい。火の用心も大切だから。「地震雷火事親父」


     


どちらもお世話にならないよう気をつけますが、いざというときは、よろしくお願いします。



つくば科学万博公園

2013-11-08 18:59:05 | 関東の小都市歩き

             

             


こんな街路樹は茨城県つくば市以外にはありません。(と言っていいのかな?)

つくば市で1985年に行われた科学万博を記念して会場跡に造られた“つくば科学万博記念公園”に来ました。


     


四人の科学者をあしらった門があります。


             


金属の玉がぶら下がっているだけですが、四方から見ると4人の科学者が現れます。


     

     

     

     


この公園の目玉は、なんといってもイチョウの黄葉。


             

             


写真をとっていると、どこかの子どもがお土産をくれました。


             

             


イチョウの並木です。


             

             


池もありますよ。  


             

             

             


池からイチョウの方へ坂を上ります。


             

             

             

             

             

     

     


筑波山を間近に眺めながら帰路につきました。


             

             


笠間の菊まつり

2013-11-07 21:19:36 | 関東の小都市歩き

             


茨城県笠間市、JR水戸線笠間駅を降りると早くも菊の展示です。


     


日本三大稲荷の一つ笠間稲荷に来ました。このあたり、昔は胡桃(くるみ)の森だったそうです。


             

     

             


さすが菊祭り。さまざまな菊が展示されています。


     

     

             

             

             

             


福助というのは、丈を短く育てた菊、管物は花びらを管のようにしたもの。


             

             

             

             

             

             


懸崖の菊もありました。


     

     

     


絵馬堂で、“天孫降臨”の図柄の額を見ました。


             

             


神社のたたずまいに歴史の深さを感じ、風格があると思いました。


     

             

             

             

     


106回という菊祭り、街をあげての催しでした。


     


菊花壇展

2013-11-06 17:57:41 | 東京散歩

             


新宿御苑で11月 1日(金)~15日(金)に行われる菊花壇展です。


     

             


日本庭園にある、歴史建造物の旧御涼亭です。(昭和天皇ご成婚記念として昭和3年(1928)建立。国内でも希少な本格的中国風建築)
菊花壇展は、広大な日本庭園のゾーンの中に9箇所造られています。


             

     

             

             


千駄谷門から入りました。新宿御苑には大木がたくさんあるので広々とした気持ちになります。


             

     

     

     

     
                    (一株から仕立てられています)

次の花壇に進みます。


     

     

     

             


             


     

     


     

     


私が出かけた11月 6日(水)は好天気で、幼稚園児の遠足が目立ちました。


             


     

     


突然お邪魔します。
新宿御苑大木戸門、新宿門の間の散策路前のピザの店“ロマーナ”のご主人です。


     

散策のお帰りに是非お立ち寄り下さい。

     

「ローマで修行した店主とは昔からの友達です。新宿御苑は目と鼻の先でも滅多に行けません。」とピザを焼いている店員の方が言いました。

     


Pizzeria Bar ロマーナ  新宿区1-5-6
(平日)am11:30~pm2:30(LO)
pm5:30~pm9:30(LO)

(土日祭日)am12:00~pm9:00(LO)

月曜休み   tel03-3341-3964








 


手古舞(てこまい)

2013-11-04 20:00:33 | うまいちゃん
「うまいちゃん、今年のお祭り“てこまい”やってみる」
お母さんに言われて、1年生のうまいちゃんは「うん、やる」と二つ返事です。

お祭りの日、うまいちゃんは朝7時半に美容院で日本髪に結いました。

“てこまい”は、祭りの行列の先頭を歩くのです。
ずっと昔からの習わしで、神田祭などでは、今も昔ながらに木遣(きやり)を歌って神輿(みこし)の先頭を歩きます。

行列の出発は10時です。
“てこまい”は、伊勢袴(いせばかま)、手甲(てっこう)、脚絆(きゃはん)、足袋(たび)、草履(ぞうり)を着け、金棒(かなぼう)を突きながら歩きます。

道の両わきは、見物人でいっぱいです。
「あっ、うまいちゃんだ」クラスの友達が言いました。
うまいちゃんも、手を振って応えました。

市役所前の広場では、おどりがいっそう活気づきました。

♪踊るあほうに 見るあほう
 同じアホなら 踊らなそんそん♪

うまいちゃんも、踊るように歩きました。

「うまいちゃーん」
「かっこいーい」

掛け声がかかりました。
みんなが見てくれているんだと思うと、うまいちゃんはうれしくなりました。

この日、家に帰ったのは8時過ぎです。
でも、楽しかったなあと、うまいちゃんは思いました。


紅葉の中禅寺湖遊覧

2013-11-03 21:44:14 | 大歩危トラベル
             


11月 1日(金)は絶好の紅葉日和となり、私たちは勇んで中禅寺湖一周の遊覧船に乗り込みました。

船が出て、しばらくは男体山(なんたいさん)2486mです。


     

             

             

             


船は西に進み、菖蒲ヶ浜、千手ヶ浜を目指します。


             
              対岸は二荒山神社(中宮祠)です

             

             

             


南岸にさしかかって岩場が見えてきました。


    

             

             

             

             
              有名な梵字岩、赤シャツの人影が見えます。


海抜1269m、最大水深163m、面積11,8平方キロの中禅寺湖にあって、唯一の小島、上野島に近づきました。


    

    


八丁出島といって、湖畔で最も紅葉が美しい半島です。


             

             

             

             


東岸にある、イタリア大使館別荘、立木観音を眺めながら約1時間の周遊を終えました。


             

             

             

             


クルージングの1500円は決して高くないと思いました。良くも悪くも天気次第ですね。


まごころのもてなし ゆ宿“美や川”

2013-11-02 22:41:17 | 大歩危トラベル
             


11月 1日、ゆ宿“美や川”の窓越しに撮ったモルゲンロート。
狙って撮ったのではなく、早く目覚めカーテンを開けた友人のお陰です。

この宿に決めたのは、旅blog“ずっとそばに”からです。satomi-kazuさん感激の宿泊記が、美しい写真と、真実味のある文章で紹介されています。
これを読めば、誰しも「この宿に泊まりたい」と思うでしょう。

さて、私の感想です。
まず、ご主人・女将さんのご立派な経営ぶりに敬意を表します。


             

             


この宿のよさは、次のようなところにあります。あると思います。

①清潔さ


     
    (とてもすがすがしいのです。いつもこの状態に保つって大変なことと思われます)

             

     


一階の内湯2、二階の露天風呂2は、いずれも完璧な清掃ぶり。
自家噴出の新鮮な湯が惜しげもなく浴槽に注ぎ込まれる、かけ流しの湯です。(水を加え適温にするのは利用者の役目)


     


室内も完璧。

②ていねいな造りの食事(一例)

             
              トロ鰹のカルパッチョ

             
              日光岩魚塩焼き

             
              伊達鍋(博多水炊き風)
最後に生卵2個を割り入れて作った“おじや”、思わず「うんめー」と山羊になってしまいましたよ。

             

③ご主人のモットー

             
               (昭和11年の当館)

「奥日光の山々が時を重ねて暖めてくれた当館の源泉、その湯で身も心も癒していただきたい」そのために、“至誠如神”をモットーにおもてなしします。
そんな、経営者の姿勢が隅々にまでいきわたっている宿と感じました。
毎週水曜日が休館日というのもうなづけます。

日光湯元温泉

2013-11-02 15:22:58 | 大歩危トラベル
             

             


2013.10.31 「大歩危トラベル」久々の一泊旅行です。
東武日光駅からの路線バスは、いろは坂をのろのろと上り、中禅寺湖からはスムーズに走って、2時間弱で湯元温泉に着きました。


             

             


バスを降りてまず足が向くのは、湯の湖です。


             

     

             

             


冬鳥が来ています。


      

             

             
               (ヒドリガモではないか!)


温泉寺に向かいました。


     

             

             




寺の右手の湿地帯を木道で渡って、硫黄の匂う源泉へ行きました。


     

             

             

             

             

             

             


午後3時、早くも本日の宿“美や川”にチェックインです。