所司一門将棋センター (津田沼店)

日本将棋連盟
津田沼支部道場
津田沼子供将棋教室 スタッフブログ

6月前半土曜日の教室

2021年06月12日 | 初級~有段者

6月前半土曜日の教室です。

今日は雲がそこそこはありますが、まずまずいい天気です。

生徒さんは大盤解説のスタートは7人で、途中で1人入りました。

一昨日少なかった分、今日は生徒さんは多めです。

ただ体験はなしでした。

大盤解説はレッスン10のポイントの2回目です。

矢倉崩しの腰掛け銀右四間飛車の続きです。

▲2五桂跳ねに銀を逃げない変化です。

先手は銀を取った後、△3三同桂にも▲4五歩からどんどん攻め込む手順を見ていきました。

△3三同桂以外、△3三同金直の順も▲4五歩以下二枚替えで強攻していく変化を解説しました。

この順については局面の考え方を交えて説明しました。

本譜手順は先手必勝と言える形で終わりますが、それでも最後の必至や詰みまでの手順も解説しました。

また改めて、右四間飛車対策も前回に引き続き紹介しました。

次回は矢倉でのスズメ刺し戦法を解説します。

スズメ刺しは今では少ないので、1回の解説で終わらせます。

指導対局は初心者の子も何人かいて、普段は八枚落ちか十枚落ちですが、今日は九枚落ちを2局指しました。

私は九枚落ちや七枚落ちを指すのは珍しいです。

私の著書の「決定版駒落ち定跡」は九枚落ちや七枚落ちは書いていないので、六枚落ちか八枚落ちを推奨してしまいます。

十枚落ちは「決定版駒落ち定跡」にはないですが、激指定跡道場では十枚落ちや玉一枚の講座を作りました。

ただ歩三兵(王様と持ち駒の歩三枚)の手合いは激指の講座にもなく、意地悪な手合いなので私はめったに指しません。


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