3月前半土曜日の中級クラス教室です。
大盤解説を聞く生徒さんは5名でした。
今日は講座の録画を行いました。
教室をお休みの方もオンラインで見れます。
テキストはレッスン5ポイントに入りました。22ページの例題1図から例題4図まで消化しました。
今回のテーマはバックできる駒、できない駒です。
例題1図ではバックできる駒、できない駒の確認です。
例題2図では歩はバックできないため香打ちが有効という例です。
例題3図、4図は香車がバックできない例を取り上げています。
次回有名な「桂の高跳び歩のえじき」の例題を見ていきますが、今回の例では「香車の高上り歩のえじき」と勝手に私が格言を作って解説しました。
次回はレッスン5のポイントの後半で、23ページの例題5図からで、次回はレッスン5のポイントの終えるまでの予定です。
指導対局は平手1局、二枚落ち3局と六枚落ち1局でした。
平手は中飛車でした。二枚落ちは3局とも二歩突き切り定跡で、2局は▲4四歩から銀交換で優位に立ちうまく指されました。
1局▲3五銀に△5五歩▲4六銀に△5四玉の二枚落ち裏定跡の手順を採用しましたが、▲4七金と上がってからの▲5五銀のただ捨てで、見事な手順でした。
六枚落ちは飛車、角を成ってから落ち着いて玉を美濃囲いに組んでじっくり指されました。
この効果でいいタイミングで龍を切って勝負して、見事な寄せでした。