旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

東北ローカル線の旅2~山形鉄道フラワー長井線へ

2016-09-01 15:56:10 | 東北ローカル線の旅
平成28年8月3日(水)
 山形駅を見ながらの朝食です。


 四川風味付けの、中華メインのバイキングです。


 今日一日、山形鉄道フラワー長井線を旅します。
 まずは、起点の赤湯駅に向かいます。


 奥羽本線は福島駅から山形駅・新庄駅・横手駅・秋田駅を経由し青森駅までの区間を言いますが、中でも福島駅・新庄駅間には山形線の愛称がつけられており、駅の乗車案内にも標示されています。




 この区間は、新幹線・在来線直通方式のミニ新幹線が運行している区間です。「新幹線」と案内されているものの、この区間は正式には在来線である奥羽本線の一部で、この区間で運転される「つばさ」も在来線列車の特別急行列車扱いです。
 普通の在来線と違うのは、福島駅・新庄駅間の線路の幅が新幹線規格であると言うことです。
ですから、福島駅・新庄駅間で運行している車両719系は、他の区間にまたがって運行することが出来ません。


 今日は運転士の試験も兼ねているようです。


奥羽本線 普通 米沢行
山形      08:15発
出発して間もなく、山形車両センターが見えます。


蔵王      08:20着 08:21発
 蔵王駅と名乗っていますが、蔵王温泉方面へのアクセス交通は最初から全くありません。
ちなみに、蔵王がない宮城県にある東北新幹線白石蔵王駅は、開業前の仮称は「新白石駅」だったのですが、観光目的に「蔵王」を加えることになった駅です。しかし、当初あった蔵王刈田山頂行の直行路線バスは現在は廃止となり、現在は遠刈田温泉で乗換える季節運行になっています。


茂吉記念館前  08:25着 08:25発
 元々は北上ノ山駅として開業しました。駅の北にある金瓶の集落が斎藤茂吉の生地であったことから、昭和43年に駅の東側裏手の丘に斎藤茂吉記念館が作られました。会館から24年後の平成4年に駅名を改称しました。


 駅舎はありませんが、比較的新しい待合室がありました。


 上山城跡に建つ模擬天守が見えてくるとかみのやま温泉駅です。


かみのやま温泉 08:29着 08:29発


 何かと話題となった東北地方最高層、地上41階のマンション「スカイタワー41」。
一帯が市街化調整区域として建築・開発が抑制されているにも関わらず、マンション敷地だけが規制を免れて建てられただけあって、山形市内からでも見える建物です。


羽前中山    08:35着 08:35発


中川      08:39着 08:42発


 羽前中山駅と中川駅と次にある北赤湯信号場の間は単線なので、ここで列車交換が行われます。
 ミニ新幹線を実感する一コマ、つばさ121号新庄行と交換です。


 赤湯の市街地が見えてくると、間もなく赤湯駅に到着します。


赤湯      08:49着
 赤湯駅で、山形鉄道フラワー長井線に乗り変えます。


普通 荒砥行


 今回は、一端終着駅まで行きそこからフラワー長井線の旅を始めます。
赤湯      08:52発
南陽市役所   08:54着 08:55発
宮内      08:58着 09:02発
おりはた    09:04着 09:04発
梨郷      09:07着 09:08発
西大塚     09:12着 09:13発
 今泉駅の手前で、左手からJR米坂線が合流します。


今泉      09:17着 09:18発
 今泉駅は山形鉄道フラワー長井線とJR米坂線の共同使用駅で、すべてJR東日本に委託しています。


 ここから荒砥方面へ2kmほどは単線を共有していて、旧白川信号場があったところで分岐しています。現在は信号場はなく、分岐点まで今泉駅構内という扱いになっています。


 左が米坂線、右が山形鉄道フラワー長井線になります。


時庭      09:21着 09:22発
南長井     09:25着 09:25発
長井      09:27着 09:28発
あやめ公園   09:30着 09:30発
羽前成田    09:33着 09:33発
白兎      09:36着 09:36発
蚕桑      09:38着 09:39発
鮎貝      09:43着 09:43発
四季の郷    09:44着 09:45発
荒砥      09:48着


 つづく