【玄米弁当】(軽井沢駅)
[製造元](株)荻野屋 2020年(令和2年)10月5日 軽井沢駅で購入 価格650円
荻野屋の看板駅弁は1958年(昭和33年)2月1日から販売されている『峠の釜めし』ですが、1974年(昭和49年)に登場したこの『玄米弁当』は、発売当初から製造量が少なく、また現在駅売りしているのが軽井沢駅だけと言うこともあり「幻の駅弁」と言う方もいます。
[製造元](株)荻野屋 2020年(令和2年)10月5日 軽井沢駅で購入 価格650円
荻野屋の看板駅弁は1958年(昭和33年)2月1日から販売されている『峠の釜めし』ですが、1974年(昭和49年)に登場したこの『玄米弁当』は、発売当初から製造量が少なく、また現在駅売りしているのが軽井沢駅だけと言うこともあり「幻の駅弁」と言う方もいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/f3/93f451a09718a09a98c26902df8a21ab.jpg)
緑の掛紙の中央に玄米弁当。その横に「鶴は千年、亀は万年」、鶴・亀のように長生きしたければ、食べ物はよく噛んで食べなさいという意味の、江戸時代の狂歌『つるかめの齢 念わば食物を つるつる のまず かめよ かめかめ』が書かれているデザインは、発売当初から基本的に変わっていないようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/00/dfb1befee86e7756eb50255774065a5d.jpg)
昔ながらの容器も、経木から紙・プラに変わっただけです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/81/116cee0b205d3455ee5805c1f4c0b0ae.jpg)
容器の半分より少々多くが、おこわ風に胡麻がかかり、真ん中に梅干しがのった、小豆・ハト麦を混ぜたコシヒカリの玄米御飯です。
メインのおかずは『手作りがんもどき煮』2個。これを挟むように『自家製金平牛蒡』
『ひじきの煮つけ』『椎茸煮』『沢庵』が詰められ、パセリが添えられています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/9d/410bf42c36aeafecf4b646fbe620e38c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/c4/886e7ab99b65c8e2db5da14a766067a9.jpg)
考案者自身が玄米食によって体質改善をしたと言われているだけあって、玄米御飯と素朴なおかずの組み合わせバランスは大変良いと感じました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/74/1134dc84977e71087afaacddb3ec6a10.jpg)
冷めても美味しい玄米御飯。噛むと出汁と旨味が出てくるがんもどきと椎茸。素材の味を生かした金平牛蒡にひじき煮。
内容・価格・製造数。『特別奉仕品』といえる駅弁ではないでしょうか。
なお、横川駅から7~8分の所にある「おぎのや横川店」では土日祝のみ販売しているそうですが、確実に入手したい場合は、軽井沢駅も含め午前中をお勧めします。
内容・価格・製造数。『特別奉仕品』といえる駅弁ではないでしょうか。
なお、横川駅から7~8分の所にある「おぎのや横川店」では土日祝のみ販売しているそうですが、確実に入手したい場合は、軽井沢駅も含め午前中をお勧めします。