旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

旅のコレクション~駅弁89 「二大将軍弁当」

2020-11-23 11:20:32 | 旅のコレクション
【二大将軍弁当】(直江津駅他)
 [製造元](株)ホテルハイマート 2020年(令和2年)10月6日 上越妙高駅で購入 価格1,600円


 今年、2020年(令和2年)7月18日に販売を開始した新作駅弁です。が、内容は既存の『鱈めし』と『さけめし』を、一つの折にまとめたものです。
 なぜ『将軍』なのかというと、2012年(平成24年)から始まったJR東日本主催の「駅弁味の陣」で、最高賞である「駅弁大将軍」に『鱈めし』が第1回目の2012年(平成24年)に、2019年(令和元年)には『さけめし』が選ばれました。
 この「両方の駅弁を食べたい」という声に応えての発売だそうです。




 掛け紙を外してふたを開けると、左に『鱈めし』、右に『さけめし』。真ん中には漬物が入っています。
 レギュラーサイズと比べ量はの三分の二ほどですが、内容・盛り付けはほぼ同じです。
 左の『鱈めし』は、新潟県産コシヒカリを使った塩昆布の炊き込み御飯に錦糸玉子を散らし、その上に鱈の甘露煮、炙りたらこ、鱈の親子漬け、はじかみがのっています。野沢菜わさび漬・奈良漬・梅干しは、中央に入っています。
 右の『さけめし』の御飯も、新潟県産コシヒカリを使った塩昆布の炊き込み御飯で錦糸玉子を散らし、その上に焼き鮭のほぐし身・いくら醤油漬・甘酢生姜、デザートの杏のシロップ漬がのっています。こちらも奈良漬は中央に入っています。






 1,600円という価格は、駅弁としても少々お高めです。しかし、単品で2種類買うと2,400円になり、量も多くなります。
 価値観の問題になりますが、『呑み鉄日本酒部』としては、大変満足できるお弁当です。新幹線ではなく、各駅停車に乗って日本海を眺めながらの『呑み鉄旅』に出掛けたくなります。