旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

しなの鉄道 鉄印の旅 1 しなの鉄道線へ

2020-11-07 17:58:42 | しなの鉄道の旅
 2020年(令和2年)10月5日 月曜日。臨時設定された『大人の休日倶楽部パス(東日本)』を使っての旅3日目は、しなの鉄道の『鉄印』を頂くために小諸駅までの日帰り旅です。
 今朝も、八戸駅から乗車します。
八戸市で毎年7月31日から8月4日に神社神道の祭礼『八戸三社大祭』は、2004年(平成16年)に「八戸三社大祭の山車行事」として重要無形民俗文化財に指定され、2016年(平成28年)には八戸三社大祭を含む全国33の「山・鉾・屋台祭り」がユネスコ無形文化遺産に登録されています。
 今年は新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、山車運行など主要神事が取り止めとなりました。
 JR八戸駅には、訪れた人たちに八戸三社大祭の祭りの雰囲気を楽しんでもらうために山車の中心となる人形が展示されています。
 展示されているのは、新型コロナウイルス終息への願いを込めて制作された「悪疫退散『鍾馗』」です。
 2021年(令和3年)1月末まで展示されています。


東北新幹線上り はやぶさ4号 東京行 4B 
 始発 新青森06:17


八戸 ハチノヘ         06:40着 06:41発
二戸 ニノヘ           レ
いわて沼宮内 イワテヌマクナイ  レ   
盛岡 モリオカ         07:09着  07:10発
新花巻 シンハナマキ       レ
北上 キタカミ          レ
水沢江刺 ミズサワエサシ     レ
一ノ関 イチノセキ        レ
くりこま高原           レ
古川 フルカワ          レ
仙台 センダイ         07:50着  07:52発
白石蔵王 シロイシザオウ     レ
福島 フクシマ          レ
郡山 コオリヤマ         レ
新白河 シンシラカワ       レ
那須塩原 ナスシオバラ      レ
宇都宮 ウツノミヤ        レ
小山 オヤマ           レ
鷲宮信号場 ワシノミヤ      レ
大宮 オオミヤ         08:59着


北陸新幹線下り はくたか555号 金沢行 555E 
 始発 東京08:44
 ピンボケ。


大宮 オオミヤ         09:08着 09:09発
熊谷 クマガヤ          レ
本庄早稲田 ホンジョウワセダ   レ
高崎 タカサキ         09:33着 09:34発
安中榛名 アンナカハルナ     レ
軽井沢 カルイザワ       09:49着 09:50発
佐久平 サクダウラ       09:58着 09:59発
上田 ウエダ          10:08着 10:09発
長野 ナガノ          10:20着 

 長野駅は北陸新幹線、信越本線・しなの鉄道北しなの線・長野電鉄長野線の接続駅です。また、飯山線・篠ノ井線・しなの鉄道しなの鉄道線が乗り入れています。




 名古屋駅と3時間ほどで結ぶ特急しなの号は、13往復運転されています。


しなの鉄道線上り 普通 戸倉行 1638M
 しなの鉄道の車両は115系電車が主力です。
 折り返しとなる小諸発の普通電車がS9編成+S7編成の6両でやってきました。


 S9編成は、2018年(平成30年)11月から3年間の予定で、この年の3月に友好協定を結んだに台湾鉄路管理局(台鉄)の台鉄EMU100型電車風の塗装を施し、『台鉄自強号色』として運行されています。
 中華民国交通部台湾鉄路管理局のマークを掲げています。


 戸倉行の先頭となるS7編成は、JR時代に運転していた車体カラーで、「アイボリーホワイト」を基調色とし、さわやかな山の「緑」、紅葉と県民の温かさを「赤」で表現した『初代長野色』です。


 しなの鉄道線は軽井沢駅を起点に、篠ノ井駅を終点とする路線なので、長野駅から篠ノ井駅までは信越線に乗り入れて運行します。


長野 ナガノ                10:43発
 裾花川を渡ると、右手にあの味噌屋さんが見えます。


 長野駅を出るとしばらくは、北陸新幹線が高架で並行します。


安茂里 アモリ         10:46着 10:47発
 南側に隣接して北陸新幹線の高架が通っています。


 左に大きくカーブして川を渡ります。上流部は梓川、ここは犀川。下って千曲川と合流します。


川中島 カワナカジマ      10:49着 10:50発
 1911年(明治44年)5月1日に国鉄信越線の犀川信号所として開設され、1917年(大正6年)7月20日に「川中島駅」として駅に昇格しました。
 駅所在地住所も「川中島」ですが、武田信玄と上杉謙信の戦いで有名な川中島古戦場にある『川中島古戦場史跡公園』の最寄り駅ではありません。


 右手遠くに見えるのは武田信玄が一時本陣を構えたといわれる茶臼山でしょうか。


今井 イマイ          10:52着 10:52発
 駅の東側は長野保健医療大学のキャンパスが広がっています。


 『川中島の桃』の大看板。
 全国で3番目に多く栽培されている晩成種『川中島白桃』は長野県発祥だそうです。




 今まで高架だった北陸新幹線が、篠ノ井高校付近で地平に降りてきます。


 右手に10本程のJR貨物側線が見えると篠ノ井駅に到着します。
 篠ノ井線に沿って1kmほどの所に、JR貨物の車両基地があるため、篠ノ井駅で多くの貨物列車が機関車の付け替えを行います。


 つづく

旅のコレクション~駅弁85 「驛辨浪漫~おむすび編」

2020-11-07 10:10:41 | 旅のコレクション
【驛辨浪漫~おむすび編】(郡山駅他)
[製造元](株)福豆屋 2020年(令和2年)10月4日 福島駅で購入 価格880円


 今年2020年(令和2年)4月10日から5月末まで、駅弁誕生135年に合わせて各社競作でおにぎり弁当が販売されました。
 福豆屋では期間限定弁当だったものをリニューアルさせ、10月から人気駅弁『海苔のりべん』の姉妹駅弁と位置付け、再び販売を始めました。


 今では珍しくなった、わっぱの木の香りがします。


 今回のリニューアルでおかかのおむすびも海苔を巻き、昆布のおむすびと合わせ、「海苔のり」なったことから、『海苔のりべん』の姉妹駅弁と位置付けられたようです。
 おかずもコンパクトにまとめられています。(右から)
 ちくわ磯辺揚げ・ささみ竜田の梅しそ巻き・玉子焼き・煮物(玉こんにゃく・伊達鶏つくね)。小さな仕切りには、人参煮・金平ごぼう・相馬胡瓜漬。




 この駅弁は、『JR東日本 駅弁味の陣2020』エントリー駅弁でもあります。
 なお、2021年(令和3年)春頃までの販売を予定しているそうですが、人気次第では、販売継続になることもありそうです。