旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

秋田内陸線の旅 再び 6~下り普通 角館行 阿仁合駅で途中下車

2019-12-30 12:23:53 | 秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線の旅
 ただいま前田南駅に停車中です。


 秋田内陸縦貫鉄道が設置した「名所案内」では興味がわきません。


 しかし、待合室の壁にあった「前田南駅周辺の名所旧跡」。これだと、途中下車して立ち寄りたくなりますね。
 森吉中学校文芸部の皆さんが、平成24年9月5日に制作したものだそうです。


 「『秋田内陸線の旅 再び』。今日は、阿仁合駅を目指します」
前田南       11:18着 11:18発
  ここからは、少し下っていきます。


 小様川を渡ります。




 小様川を渡り終えると、間もなく25‰の勾配で下っていきます。
 ここが、秋田内陸線八景其の二「小渕カーブ」でしょうか。


 下り終えた頃、小渕駅に着きます。
小渕        11:22着 11:22発


 「風張の 山美わしき 小渕駅」の碑がが建っています。


 「広報あに №67号」(昭和43年6月)の表紙に、この石碑の由来が紹介されています。
  小渕に住む鈴木健次郎さんが、駅の一角に小庭園を造り、この碑を建てたそうです。


 小渕駅を出て平坦だと思ったのもつかの間、25‰の上り勾配に入ります。




 右手に阿仁川が添っています。


 2017年(平成29年)2月17日にで発生した土砂災害の現場でしょうか。未だに工事が続いているようで。災害復旧までは2か月余り、その間阿仁前田駅・阿仁合駅間で代行バスを運行したそうです。


 まだ上っています。


 鷹巣駅を出て初めてのトンネル、立岩トンネル。


 上りの連続です。


 間もなく阿仁合駅が見えてきます。




阿仁合       11:29着     
 標高106.4m。鷹巣駅の標高が30.5mですから、33kmで76m上ってきたことになります。
 
 ここで途中下車します。
 明日を、お楽しみに。


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