旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション47 「かきめし」(厚岸駅)

2021-12-18 10:41:05 | 駅弁コレクション
【かきめし】(厚岸駅)
                           2021.12.18投稿

2007年(平成19年)4月7日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格900円
                     [製造元](有)氏家待合所


 掛紙は緑を基調としたシンプルなものですが、よく見ると牡蠣貝と牡蠣の養殖地厚岸湖の中心にある牡蠣の殻が堆積してできた牡蠣島と、その島に建てられた弁天神社の写真をコラージュしたもののようです。


 牡蠣を漬けた生醤油とひじきで炊いた茶飯の上に刻み海苔を散らし、別に煮た牡蠣・ツブ・アサリ・フキ・シイタケが盛り付けられています。付け合わせは、福神漬とたくあんです。




 彩りも悪く見た目は地味な駅弁ですが、何故か箸が進むかきめしです。

2014年(平成26年)12月13日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格950円
                     [製造元](有)氏家待合所


 長方形の掛紙が、正方形に変わっていましたが、中身は同じです。


 製造・販売の厚岸駅前氏家待合所は、厚岸駅開業と同時の1917年(大正6年)創業の老舗駅弁屋さんです。
 『待合所』とは、北海道で駅付近に多く存在した営業業態で、列車などを待つことができる屋内スペースで、列車待ちの方に食事や飲み物を出すという商売です。
 『かきめし』は、通年で首都圏の駅弁売店で販売されています。掛紙にある販売者の欄にアルファベットが付いています。これは現地以外で製造している業者を表しているものだと言われています。


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