旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

桃さん2冠達成 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)9月25日(日)

2022-09-25 19:35:44 | 閑雲野鶴日記

 今日は秋晴れです。


 当町出身『鉄旅アイドル』伊藤桃さんの、8月29日に稚内駅をスタートした『最長片道切符の旅』が、西九州新幹線開業に伴いゴールが33年ぶりに変更になったその初日9月23日、新大村駅にゴールしました。
 朝日新聞が24日夕刊で伝えています。(当地では夕刊の発行がないので朝日DIGITAL東京版です。)
 羨ましいですね。
 伊藤桃さんは、2016年(平成28年)1月10日にJR旅客鉄道全線乗車(所謂 JR全線完乗)を達成していますから、2冠達成と言ったところでしょうか。残るは『全駅下車』。挑戦するでしょうか。


 おまけ。
 今夜の肴。
 「胡瓜とキムチの和え物、胡瓜と塩昆布のポテトサラダ、牡蠣フライ、秋刀魚の大葉包みフライ、千切りキャベツ」「大根とがんも揚げの煮物」



駅弁コレクション264 「Paris’S鶏めし弁当」(大館駅)

2022-09-25 10:38:38 | 駅弁コレクション
【Paris'S鶏めし弁当】(大館駅)
                            2022.9.25投稿

2018年(平成30年)11月30日 盛岡駅で購入 価格920円
                         [製造元](株)花善

 2018年(平成30年)10月30日から11月30日までフランス国鉄パリ・リヨン駅で開かれた、「ジャポニスム2018」のイベント「EKIBEN JAPON」で販売された駅弁と同じ掛紙です。
 裏は「横文字」です。


 黒で、細身の長方形の容器に紐掛けしています。




 なお、掛紙は5種類あり、日替わりで1種類ずつの販売でした。




 炊き込み御飯の上に、甘辛く煮た比内地鶏、玉子のそぼろ、椎茸の甘露煮、インゲン、飾り麩、銀杏が載って、脇には里芋煮、しば漬が添えられています。
 小さな仕切りには、金平ゴボウ(ゴボウ・人参)と山菜の水煮(わらび・ぜんまい・姫竹)が入っています。


 この駅弁は花善の『鶏めし』のフランス版です。
 フランスでの日本の駅弁販売は、2016年(平成28年)にも実施し、今回が2回目です。前回は当時の日本レストランエンタプライズ(NRE)の駅弁のみの販売でしたが、今回は新たに老舗の駅弁会社5社が参加しました。そのうちの1社が「鶏めし弁当の花善」です。
 花善では、2018年(平成30年)11月1日から年12月31日まで、フランス現地で販売する鶏めし弁当の内容(掛け紙・食材等)をそのままに『Paris‘S鶏めし弁当』として期間限定販売しました。
 日本版との違いは栗が銀杏、キヌサヤがインゲンに代わって、新たに里芋煮・金平ゴボウと山菜の水煮が加わっています。そして紅生姜団子・加賀太鼓(揚げ蒲鉾)・がんもどき・キュウリの漬物がなくなっています
 現地では12ユーロで販売とありましたから、日本円にして1,500円前後位でしょうか。
 『山田線の旅』の途中、盛岡駅で購入しました。

 製造・販売の花善は、1899年(明治32年)11月15日の大館駅開業と同じ日に、花岡旅館弁当部として開業し、駅弁構内販売を始めています。
 代表的な駅弁『鶏めし』は1947年(昭和22年)に販売を開始しました。
 その後、「花善商店」として会社組織にし、現在の「花善」に至っています。
 2019年(令和元年)には120周年を迎え、パリに常設店舗「1899ToriMeshi」を開業しています。
 掛紙に表記は一貫して『鶏めし』ですが、『鶏めし弁当』と表記したり呼ばれることが多いような気がします。
『駅弁味の陣2014』で『鶏樽めし』が「副将軍」を受賞。
 ※現在は販売されていません。


『駅弁味の陣2015』で『鶏めし』が「大将軍」を受賞。


 現在も900円で販売中で、公式ホームページで次のように紹介されています。
 愛され続けて70有余年、奥羽本線・大館駅の駅弁「鶏めし弁当」
 秘伝のスープで炊き込んだご飯と、国産鶏もも肉の甘辛煮は相性抜群です。


『駅弁味の陣2016』で『比内地鶏の鶏めし弁当』が「大将軍」を受賞。


 現在も1,200円で販売中で、公式ホームページで次のように紹介されています。
 定番駅弁「鶏めし弁当」のご飯はそのままに、日本三大美味鶏「比内地鶏」をふんだんに使った駅弁。
 シンプルな【塩焼き】と、コクのある【そぼろ】で地鶏の力強い風味をお楽しみいただけます。
 オリジナルの合わせみそを使った【茄子の田楽みそ】など、副菜も楽しい一折です。
 

『駅弁味の陣2017』で『鶏めし弁当 復刻版』が「副将軍」「歴弁賞~五十年将軍~」を受賞。
 ※現在は販売されていません。


『駅弁味の陣2021』で『3種の鶏めしいなり』が「エリア賞(北東北部門)」を受賞。『鶏めし弁当』が「10周年記念賞」を受賞。


 現在も590円で販売中で、公式ホームページで次のように紹介されています。




一生に一度 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)9月24日(土)

2022-09-24 19:15:21 | 閑雲野鶴日記

 静岡県を中心に大きな被害をもたらした台風15号ですが、当地は直接の影響は無かったものの、寒冷前線の通過が思ったより遅く、朝は小降りだった雨も昼前にかけて強く降りました。




 午後からは、一生に一度巡り会うかどうかの菩提寺の「晋山式」でした。


 その頃には雨も止み、無事「晋山」しました。


 「晋山式」に引き続き行われた「法戦式」で首座を務めた子は8年前は小学生でしたが、立派に大役を務めるまでに成長していました。


 おまけ。
 今夜の肴。
 「冷や奴(茗荷)」「シシトウと豚肉炒め、胡瓜の辛子漬け、茗荷、すき昆布」「煮染め」
 ※太字は、格外で廃棄する物や頂き物。斜体は自宅で採れた野菜。



駅弁コレクション263 「てっぱくランチBOX」(鉄道博物館)

2022-09-24 09:24:35 | 駅弁コレクション
【てっぱくランチBOX】(鉄道博物館)
                            2022.9.24投稿

2018年(平成30年)10月27日
 鉄道博物館で購入 価格1,050円
                     [製造元](株)日本ばし大増

 「てっぱく」。鉄道博物館に展示されている1号機関車の絵と、鉄道博物館のロゴマークがプリントされた巾着に入っていますが、商品名はありません。


 ランチBOXは、和風の「折箱」に入っています。


 白飯の上におかか佃煮を載せ、蒸気機関車型海苔が貼られています。
 おかずは、左の仕切りに食堂車のカレーをイメージしたという、とんかつにカレーソースをかけもの、人参コンソメ煮、ピーマン素揚、ミニ玉葱コンソメ煮、ポテトフライ。
 右の仕切りには、湯葉あんかけ(海老煮・茄子揚煮・南瓜煮・舞茸煮)、味付玉子、下にはくわいとひじきのサラダ。




 「てっぱくランチBOX」は、2010年(平成22年)4月21日に鉄道博物館内限定販売の弁当として登場しました。蒸気機関車をイメージしたという真っ黒なきんちゃく袋に、お弁当容器も真っ黒な発泡材で、掛紙やお品書きも付いた洋風の内容でしたが、この「てっぱくランチBOX」は、鉄道博物館の開館5周年を機に、2012年(平成24年)10月6日にリニューアルしたもので、以前付いていた掛紙やおしながきがなくなり、洋風が和風になっています。
 1号機関車とは、1872年(明治5年)、日本で最初の鉄道開業に際してイギリスから輸入された蒸気機関車5形式10両中の1両で、最も早く日本に到着したため1号機関車と呼ばれています。但し、開業当日の一番列車に使用された蒸気機関車については不詳です。
 現在販売されているものは、2020年(令和2年)7月23日にリニューアルした3代目です。

 次のようにプレスリリースされています。
 鉄道博物館は2020年7月23日(木・祝)から、「てっぱくランチBOX」をリニューアルします。
 今回のリニューアルでは丸型にした茶飯、トマト風味ライス、雑穀入りご飯の3つが楽しめます。
 蓋を開くと、おにぎりに海苔の帯を回し、鉄道博物館のロゴマークを表現したほか、食堂車の人気メニューをイメージした牛ほほ肉のデミグラスソース煮、コンソメで煮た人参とブロッコリー、豆サラダ、帆立とズッキーニのバター醤油焼きなどバランスに配慮されています。
 お弁当を包む巾着もリニューアルします。ピンクとブルーの2色が用意され、食べ終わった後は、弁当入れや小物入れなど普段使いに利用できます。価格は税込1,280円です。「てっぱくランチBOX」は2010年4月に販売を開始した鉄博限定の商品で、リニューアルは今回で3回目です。

 『旅の小窓~2018年ハロウィンTDR』の帰途、鉄道博物館に立ち寄った際、鉄道博物館で購入しました。
 さてこれは『駅弁』と言えるだろうか?
 自分なりに、次の一から三のいずれかに該当すれば『駅弁』しているのですが、今回は四に該当する物として、コレクションに加えました。
 一、鉄道の駅・列車内で、専ら旅客を対象に販売される弁当。
   (駅構内のコンビニで販売されている一般的な御弁当は対象外。)
 二、掛紙を使用するか、容器や包装に特徴がある。
 三、催事用として、鉄道の駅・列車内で販売実績のないものは『疑義駅弁』に分類する。
 四、何事にもあるように、例外として「駅弁」に分類するものもある。

 製造元のNRE大増は、1973年(昭和48年)設立の「(株)日本食堂調理所」と、1988年(昭和63年)設立の「日食販売(株)」が、1990年(平成2年)に合併し、社名を「(株)日本食堂調理センター」としました。さらに、1998年(平成10年)に「(株)日本レストラン調理センター」に社名変更しました。
 2003年(平成15年)にNREが「(株)日本ばし大増」(1900年(明治33年)創業の初代の会社)の株式を取得し、「(株)日本レストラン調理センター」と「(株)日本ばし大増」を合併し、「(株)NRE大増」が誕生しました。
 なお、2018年(平成30年)には2代目となる、かつての「(株)日本ばし大増」に社名を変更しています。
 『駅弁味の陣2020(令和2年)』では、『チキン弁当』がエリア賞(南関東)受賞。


 現在も販売中で、公式ホームページで次のように紹介されています。
チキン弁当 価格900円
商品内容
 昭和39年発売のロングセラー。55周年を記念してリニューアルしました。
 鶏唐揚とトマト風味ライスの組み合わせで、お子さまから大人の方までお楽しみいただけます。
~お品書き~
 トマト風味ライス(国産米)、スクランブルエッグ、ドライトマトオイル漬け、グリーンピース、鶏唐揚、野菜のピクルス、スモークチーズ、レモン果汁パック



彼岸 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)9月23日(金)

2022-09-23 18:42:39 | 閑雲野鶴日記

 今朝は雨でしたが、降雨量は予想の半分以下でした。


 今日は彼岸の中日なので、お墓参りに行ってきました。
 この頃には雨も止んでいました。




 そして今日は、久しぶりの『花金』。