旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

台風一過 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)9月20日(火)

2022-09-20 18:59:06 | 閑雲野鶴日記







 今日は、2時頃から雨が降りだし、8時頃には止み、8時20分には暴風警報が解除になりました。
 降水量は38.5mm、最大風速 は5時20分に記録した11.5m/s と台風の直接的影響を受けないに等しい一日となりました。


 午後には、思ったほどではありませんが青空が顔を出し、台風一過と言ったところでしょうか。



駅弁コレクション259 「城下町のおごっつぉ」(松本駅)

2022-09-20 12:35:52 | 駅弁コレクション
【城下町のおごっつぉ】(松本駅)
                            2022.9.20投稿

2018年(平成30年)6月28日 松本駅で購入 価格1,200円
                      [製造元](有)イイダヤ軒

 手工芸品「松本てまり」と国宝「松本城」が目を引く掛紙(差し込みスリーブ)です。


 八角形2段重ねの容器に入っています。




 右側が下の段、左側が上の段です。




 「おごっつぉ」は松本地方の方言で「ごちそう」の意味で、八角形2段重ね容器に14種類の地元のおごっつぉが詰め合わせになっています。
 右側の下の段。
 「野沢菜おむすび」。「名物野沢菜で新米コシヒカリを優しく結びました。」と言うとおり、野沢菜を刻んでおむすびにしたのではなく、くるんと包んであり良い塩梅でした。
 「からしいなり」。「松本で定番の郷土食。まろやかな辛さがやみつきになります。」とありますが、やみつきになるかどうかは…。からしいなりは味付けをした油揚げを裏返しにし、その中にからしをぬって寿司飯を詰めたものですから、好きな人にとってはからしの辛みで甘いいなり寿司がピリッと引き締まった味になりますが、からしが多めだと…。 「山賊焼」。(旅のコレクション~駅弁38「山賊焼」をご覧下さい。)
 「葉わさびのお浸し」。「地域の名産。ぴりっと爽やかな辛みと豊かな香りが大人の味です。」その通り、初めて食べましたが、辛めの大人の味でした。
 「そばの実えのき」。「地元のそばの実と特産えのき茸を豆板醤で和えたちょっとピリ辛味。」これは丁度良い辛さです。
 「おやき(切干大根)」。「冬の保存食であった、信州を代表する郷土食。」おやきとは、小麦粉・蕎麦粉などを水で溶いて練り、薄くのばした皮で小豆、野菜などで作った餡(具材)を包み、焼いたもので、もっちり・ザラザラ、手作りを感じるものでした。
なお、青森県では「今川焼き」のことを「おやき」と呼びます。また「おやきの浅草焼」というチェーンが津軽地方に存在し、『浅草焼=おやき=今川焼き』と店舗名がそのまま商品名になっています。
 左側の上の段。
 「揚げそば」。信州といえばそば。「老舗そば店の手打ち新そばをカラッと揚げ、風味豊かに仕上げた。」そうです。おかずと言うよりはおつまみ感覚で食べました。
 「アスパラガスの信州SPF豚巻き」。「松本平産アスパラガスを信州SPF豚で巻き、ジェルポン酢でさっぱりと。」とあります。柔らかいお肉に中に新鮮なアスパラガスの味がしっかりしていました。季節によっては、アスパラガスではなく、胡瓜やネギに変わることもあるそうです。
 「しめじのソテー」。「名産のしめじと八幡屋磯五郎の七味唐辛子が絶妙です。」とあるとおり、確かにピリ辛でした。
 「信州SPF豚肩ロースのみそ焼」。「信州SPF豚を信州味噌で焼、肉のうまみをを活かした逸品。」とあるとおり、味噌味が強すぎず、噛む毎に豚の旨味を感じました。
 「長芋揚げチリソースがけ」。「名産の長芋を素揚げしソースをかけた新しい味!。」とあるように、煮る・焼く・蒸すで食べたことはありましたが、素揚げは初めてです。お品書きの通り、ホクホクした長芋にチリソースがけは新しい味でした。
 「波田漬」。「波田名産のすいかの幼果実を使った地元に親しまれている漬物です。」ということです。すいかの奈良漬は食べたことはありますが、醤油漬は初めてです。どこか、福神漬に似た味がします。
 「りんごのワイン煮」。「名産のサンふじをワインの芳醇な香りで包みました。」とあります。適度な堅さとりんごの風味が感じられます。
 「ぶどうのゼリー」。「信州産ぶどうの果汁を使った爽やかな寒天ゼリーです。」
 是非食べたい駅弁にお勧めする一つです。「松本の農産物や食文化を全国に発信したい」という思いが詰まった、コストパフォーマンスが高い駅弁と感じました。
 『小海線・大糸線・越後線・飯山線の旅』の途中、事前に予約し松本駅前「ホテル飯田屋」のフロントで受け取りました。
 この駅弁は、イイダヤ軒、松本大学、MIDORI(駅ビル)、JA松本ハイランド、松本市など産官学が共同開発したものだそうです。
 2013年(平成25年)11月15日、松本駅改札口前で完成発表記者会見が行われ、翌12日午後3時から1日20個〜30個を週末限定で販売しました。当初は1,000個限定で週末のみの販売の予定でしたが、2014年(平成26年)1月から旬の駅弁とのコンセプトから一部マイナーチェンジをしながら、現在も販売されています。
 しかし、公式ホームページでは「販売終了予定」が告知されています。
 『城下町のおごっつぉ』 ※販売終了予定¥1,300 
 松本駅構内駅弁あずさのみの販売(数量限定)
 JOKAMACHINO OGOTTSUO / 155×155×110mm
 八角形2段重ね容器に14種類の地元のおごっつぉを贅沢に詰め合わせました。(「おごっつぉ」は松本地方の方言で「ごちそう」の意味)。イイダヤ軒、松本大学、MIDORI(駅ビル)、JA松本ハイランド、松本市など産官学が共同開発したお弁当です。
【原材料名】安曇野産米使用,長いも,りんご,豚肉,鶏肉,そば,ねぎ,しめじ,えのき茸,大根,シイタケ,人参,油揚げ,生姜,ニンニク,うり,スイカ,葉わさび,野沢菜,白飯 他


 製造元のイイダヤ軒は、1904年(明治37年)創業の「飯田屋旅館」(現「ホテル飯田屋」)が起源です。
 1920年(大正9年)に飯田屋旅館2代目社長、内ヶ嶋丈之助さんが、松本駅で駅弁の販売を開始したのが、駅弁の創業とされています。
 1949年(昭和24年)に飯田屋旅館3代目社長、内ヶ嶋千萬男さんが、弁当部を旅館業から分離し、「有限会社イイダヤ軒」て設立し現在に至っています。
 『駅弁味の陣2015』で「山賊焼」が郷土賞を受賞。
 現在も販売されていて、公式ホームページで次のように紹介されています。
 山賊焼 ¥800 SANZOKUYAKI / 110×210×45mm
 松本の名物「山賊焼き」(鶏の唐揚げ)で駅弁を作りました。ちなみに「山賊焼」の名前の由来起源については諸説あるようですが、<鶏肉を揚げる→とりあげる→取り上げる→山賊>になったとも言われています。
JR東日本開催、東日本駅弁総選挙「駅弁味の陣 2015」で【郷土賞】を受賞しました。
【原材料名】安曇野産米使用
 山賊焼,山ごぼう,わさび漬,舞茸煮物,長芋天ぷら,ゼリー,レモン,人参,塩,白飯



非常?食! 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)9月19日(月)

2022-09-19 18:51:45 | 閑雲野鶴日記

 台風の影響でしょうか、今日「未明」から「明け方」にかけて少し強い雨が降りました。


 西日本は台風14号の速さが遅く、被害が広がっているようですが、当地は直接の影響は未だ出ていません。
 今のところ明日の「朝」強い雨が降る予報です。


 おまけ。
 今日の肴は、非常?食!。台風は関係ありません。



駅弁コレクション258 「山賊焼」(松本駅)

2022-09-19 10:35:17 | 駅弁コレクション
【山賊焼】(松本駅)
                            2022.9.19投稿

2018年(平成30年)6月28日 ホテル飯田屋で購入 価格760円
                      [製造元](有)イイダヤ軒

 国宝「松本城」、おそらく国宝「旧開智学校校舎」、手工芸品「松本てまり」、2代目の木造駅舎の駅名標、真ん中に駅弁名と信州のゆるキャラ『アルクマくん』の日本アルプスバージョンを載せた掛紙が紐掛けされています。


 白飯の上に、メインの山賊焼が載り、人参とレモンスライス、お好みで付けるお塩が添えてあります。
 おかずは、長芋天ぷら、その下に隠れるように山ごぼう辛子味噌、山葵漬け、舞茸の煮物。デザートに杏ゼリーです。
 白飯と山賊焼の間には、油取りシートが挟んでありました。




 「山賊焼」。揚げたてではないのですが、サクサク感は十分に残っています。いやな油っこさもありませんし、御飯に油が染み込まないように間に油取りシートが入っていました。人参とレモンが添えられています。
 ニンニクと生姜がきいたしょう油ベースのしっかりとした味が付けられていることもあって、どんどんと箸が進みます。塩が添えられていますが、塩なしでも十分美味しくいただけました。
 「長芋天ぷら」。海苔を巻いた磯辺風揚げ物なので、塩を振ったり山葵漬をのせたりすると楽しめます。
 「舞茸の煮物」。舞茸が好きなので、丁度良い味付け美味しかったです。
 「山ごぼう辛子味噌」「山葵漬」。ピリッとした山葵漬と山ごぼうの辛子味噌和えは、少々こってりとした口をさっぱりとさせてくれるものでした。
 掛紙に書いてあるとおり、JR松本駅社員が考案した、松本のB級グルメ「山賊焼き」を駅弁にしたものです。
山賊焼とは長野県中信地方の郷土料理で、鶏もも肉をにんにくを効かせたタレに漬け込み、片栗粉をまぶして油で揚げたもので、「焼き」と言う名前ですが焼いたものではありません。
 ちなみに「山賊焼」の名前の由来起源について、掛紙に説明書きがあります。
 「起源については諸説あるようですが、<鶏肉を揚げる→とりあげる→取り上げる→山賊>で『山賊焼』になったとも言われています。」
 『小海線・大糸線・越後線・飯山線の旅』の途中、事前に予約し松本駅前「ホテル飯田屋」のフロントで受け取りました。
 この駅弁『駅弁味の陣2015』で郷土賞を受賞。
 現在も販売されていて、公式ホームページで次のように紹介されています。
 山賊焼 ¥800 SANZOKUYAKI / 110×210×45mm
 松本の名物「山賊焼き」(鶏の唐揚げ)で駅弁を作りました。ちなみに「山賊焼」の名前の由来起源については諸説あるようですが、<鶏肉を揚げる→とりあげる→取り上げる→山賊>になったとも言われています。
JR東日本開催、東日本駅弁総選挙「駅弁味の陣 2015」で【郷土賞】を受賞しました。
【原材料名】安曇野産米使用
 山賊焼,山ごぼう,わさび漬,舞茸煮物,長芋天ぷら,ゼリー,レモン,人参,塩,白飯


 製造元のイイダヤ軒は、1904年(明治37年)創業の「飯田屋旅館」(現「ホテル飯田屋」)が起源です。
 1920年(大正9年)に飯田屋旅館2代目社長、内ヶ嶋丈之助さんが、松本駅で駅弁の販売を開始したのが、駅弁の創業とされています。
 1949年(昭和24年)に飯田屋旅館3代目社長、内ヶ嶋千萬男さんが、弁当部を旅館業から分離し、「有限会社イイダヤ軒」て設立し現在に至っています。

がっかり駅弁! 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)9月18日(日)

2022-09-18 19:22:36 | 閑雲野鶴日記

 現在、中心気圧が935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45m/s、最大瞬間風速は65m/sとなっている大型で非常に強い台風14号は、鹿児島市付近に上陸したようです。
 今日の当地は段々と雲が厚みを増して、夕方には小雨が降りました。
 夜は強雨や雷雨に注意が必要と予想されています。




 9月に入り涼しくなってきたので、地元スーパーでの駅弁大会が再開しました。


 よく見ると、一部の駅弁ファンの間で話題になっているものも出ていましたので、実際に自分の眼で確かめようと思い購入しました。
 中央本線小淵沢駅・茅野駅を中心に駅弁の製造・販売をしている(株)丸政の『信州うなぎ釜めし』。


 チラシの写真と実物が余りにもかけ離れていると、話題になっています。


 この駅弁は、駅弁大会などの催事用と思われる駅弁で、(株)丸政の公式ホームページでは紹介されていません。
 今日購入したものです。


 首都圏の駅弁大会ではこれほどではないようですが、地方格差でしょうか田舎町の駅弁大会だと思っているのでしょうか、山椒の小袋は錦糸玉子と鰻の上に直接載っています。
 因みに、(株)丸政の公式ホームページで紹介されている『信州おとなの牛めし』。


 こちらも購入しました。


 こちらは、偽り無しですね。
 

 おまけ。
 今夜の肴。
 「シシトウの煮浸し、牛肉とじゃが芋とエリンギの煮物、鰊の塩焼き、大根おろし」 
 ※太字は、格外で廃棄する物や頂き物。