Twisted Works Official BLOG

シボレーC1500、サバーバンを所有していますトラック好きの自動車修理工の作業日記です。

高年式も増えてきましたねぇ

2015-09-10 08:26:25 | 日記
もともと88年から99年のC1500シリーズを中心にやってきました当方ですが最近では2000年以降の車両も入庫いただくようになって来ました。

確かに99年以前のモデルは街で見かけることも以前に比べて少なくなってきましたし、業者オークションでも状態がいいものは少なくなってきました。

私も92年エクステンド、90年ショートと所有していますが大事にしていきたいと思います。




シート修理のK氏所有07年タホとこの度注文いただきましたT氏所有の04年エスカレードです

タホは助手席シート裏のパネルが取れてしまっています。

見てみると引っ掛ける爪が二箇所折れてしまってます。

交換してもいいのですが、シートが張り替えられていますので費用がかかりますし、外から見えないところですので加工します。



折れたつめの部分をアルミ板で作ります。

これでもう外れませんね。



続いて業者様より95年タウンカーのATF漏れ修理です。



ケースエクステンションの後ろから漏れています。

外から見ると一番後ろのオイルシール交換で直ると思いがちですが、その奥にあるブッシュも打ち替えないとまたすぐに漏れてしまいます。

プロペラシャフトを外してケースエクステンションを取り出します。



オイルシールを取り外すと奥に磨り減ったブッシュが見えてきます。



ブッシュをブッシングドライバーで打ち抜き、新しいブッシュ、オイルシールで組み立てます。





ケースとケースエクステンションの間のガスケットはバックオーダーになってしまいましたので、ガスケットシートを型取りして切り出します。



あとは元通り組みつけ、ATFの量を調整、漏れ確認です。

漏れもないので終了です。

ここはよく漏れているところです。

激しく漏れているものは少ないですが少しずつ漏れて行き、長い時間かけてATFが減っていき最終的にオートマを滑らして壊してしまいます。

ATFの量も定期的に確認したいところですね!!