Twisted Works Official BLOG

シボレーC1500、サバーバンを所有していますトラック好きの自動車修理工の作業日記です。

ひとまず納車です。

2019-10-10 19:36:39 | 日記
K氏所有のサバーバン、続きです。

切り詰めたYパイプは溶接部分が錆びますので耐熱ペイントをしておきます。



うちで使っているのは普通の缶式耐熱塗料です。

塗装というよりは錆止めですね。

下からエンジンを覗くとスパークプラグの真上にヘッダースのパイプが来ます。



通常のスパークプラグレンチは入りませんので短いタイプを使ってプラグの抜き差しを行います。



左側が通常の車に使うスパークプラグ交換用のソケット、右がヘッダースなどスペースに余裕がないエンジン用のプラグソケットです。

通常のタイプは3/8のラチェットで使いますがショートタイプはメガネレンチで使います。


1年おきに要確認なディストリビューターの中を確認、状態はいいですね。



ここで一つ発見です。

TBIエンジンによくありますPCVバルブ(ポジティブ クランクケース ベンチレーション バルブ)のホース割れです。



クランクケース内のブローバイガスをもう一度エンジンに吸わせて燃やしてしまおうという対環境保全な部品ですが、ここが割れていたりするとアイドリングなどもおかしくなるところです。
細かい制御はしていませんがよく割れていますので一度確認してみてください。

ブレーキフルードを4輪から抜き



キャリパーを掃除、グリスアップします。



ウレタン塗装してありますのでキャリパーの外見はウエスでふくだけできれいになります。

デフオイルの量も確認



外したシュラウドはせっかくですからきっちり掃除します。




肝心のマフラーは私の見立てミスでもう一度部品をアメリカより取り直しになりました

ですのでもともとついていたマフラーを付けてひとまず納車することとなりました。



次はブロアムか??エスカレード??の予定です。