四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

公民館まつりで歌う

2006-03-05 20:40:00 | 音楽
地元の大野南公民館まつりがあり、相模原市民混声も参加して歌いました。
このステージは定演とは別の、団員のみによる企画で、地元の人たちに楽しんでもらえるようなじみ易い曲5曲を選んでいます。指揮は団内指揮者の市川さん。
1曲目「かえる日もなき」は、三好達治の詩に市川さんの友人の打木悟さんが作曲した混声四部合唱曲です。

   かへる日もなき

  かへる日もなきいにしへを
  こはつゆ艸の花のいろ
  はるかなるものみな青し
  海の青はた空の青

当日、会場に打木さんがお見えと聞き、身が引き締まるとともに感謝の気持で歌うことができました。この曲の本邦初演。打木さんはどのような気持で聴かれたでしょうか。
2,3曲目は愛唱歌になっている男声合唱曲の「学生歌」「小夜曲」の2曲。うちの団は今回特にテナーが少なく人数がそろわないので、僕は普段のバリトンではなくセカンドテナーで歌いました。それでもトップテナー2、セカンドテナー2という少人数。会場にはうまく聞えたのか気がかりです。
4,5曲目は「童神」「涙そうそう」。
歌詞の内容をうまく伝える演奏に苦慮していたところがありましたが、ピアノ伴奏の中西さんの前奏・間奏がゆったりと情感豊かだったこともあって、うまく気持を乗せて歌えたような気がします。
地域に溶け込み、こういう小ステージの経験を積み重ねていくことも大切なこと。今後もこのような地域に密着した演奏活動を続けていけたらと思います。
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