四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

道保川公園を歩く

2010-12-01 17:11:00 | 相模原・県央
道保川公園は、相模原市中央区にある自然公園で、今回初めて散策しました。
この辺の市街地は、標高115~120mの相模原台地にあります。そこから20m位の段差で下がったところに相模川の河岸段丘の中段があり、相模川支流の道保川、姥川、鳩川が並行して中段を流れています。道保川公園は、道保川の源流付近の緑地を保全する形で整備された公園です。



案内図の上方(東の方)が相模原台地です。


水鳥の池と雑木林

道保川の相模原台地側にはこの写真のような雑木林が延々と横たわっています。



公園の入口近くに水鳥の池があります。


ムラサキツバメ

水鳥の池近くは日当たりがよく、午前の陽を受けた歩道の砂利にムラサキツバメが落下するように降りて止まりました。ムラサキツバメがこのような開けた場所に出てくるのを見たことは今までなかったので驚きました。人通りを気にしてなのか、なかなか翅を開こうとしなかったのでちょっかいを出したら逃げてしまいました。


ムラサキシジミ♀

その直後にムラサキシジミの雌が飛ぶ姿を目撃。
晩秋のこの時期、相模原市の広い雑木林近くでは日光浴を好むこの2種に比較的多く出会いますが、ムラサキシジミと会う頻度の方が高いです。ウラギンシジミも日光浴を好むようですが、ここのところあまり多く見かけません。


こもれびの沢からの湧水

こもれびの沢から湧き出た小川はさらさらと流れ、心癒される風景です。


さえずりの沢

さえずりの沢に行くと他の場所より鳥たちの好きな実でも多いのか、小鳥たちの声が聞こえます。写真は、鳥の声の聞こえる辺りです。


双子沢源流

源流付近は鬱蒼とした雑木林で囲まれています。
沢からの湧水が道保川に流れ込む辺りはカエデがちょうど紅葉していました。





道保川公園は、川の源流がどうなっているのか、河岸段丘の斜面の雑木林はどうなっているのか、自分の足でその地形を確かめる面白みがありました。また季節を変えて来ると別の公園の風景が見られ、多彩な蝶に出会える予感がします。

気象データ(海老名、11時) 快晴 18℃ 
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3 コメント

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ぼんさん (twoguitar)
2010-12-02 17:03:57
散策したのは日曜日でしたが、人も少なく、お陰さまで良い時間を過ごしました。
さえずりも心癒されました。でも樹上の方なのか姿も見えず何鳥なのかは分かりませんでした。

案内図を追加しました。。
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相模原公園のカエデの色も汚れのないきれいな赤ですね。今年は8年ぶりの美しい全国的な紅葉とのことです。 (silkcotton)
2010-12-02 23:58:00
雑木林を抜けていく川に注ぐ湧き水、小鳥のさえずりだけでも心が癒されるのですが、ムラサキツバメやムラサキシジミなど、蝶もゆったりとしているのはそれだけ環境もいいのですね。心が洗われるような気がします。
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silkcottonさん (twoguitar)
2010-12-03 17:04:45
18年ぶりの美しい紅葉なのですか。
あの連続した猛暑の日々の日照がプラスに働いたからなのでしょうね。
道保川公園は雑木林と日照に恵まれ、蝶が森からあふれ出てくる様な感じを受けました。
本当に心が癒されました。
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