今日は最高気温が13℃で12月中旬の寒さと予想されていましたが、朝から晴れたので、相模原公園にムラサキシジミが日光浴していないか探しに行くことにしました。
<ムラサキツバメ>
公園に向う途中から快晴になり、雑木林近くの陽だまりにいくと、最初にメタセコイアの葉の辺りで紫色の蝶が2,3頭飛んでいるのに遭遇しました。やがて、葉の上に止まり日光浴しているところを撮影できました。

ムラサキツバメ♀

同じ個体 尾状突起が見られる
色調が鮮やかな紫色であること、後翅の底部に尾状突起があることから、ムラサキシジミではなくムラサキツバメの雌と分かりました。

ムラサキツバメ♂
上の写真は、ムラサキツバメの雄です。全体に暗い紫色であること、尾状突起があることから判別できます。
<ムラサキシジミ>
そこから200m位歩いた陽だまりに行くと、今度はムラサキシジミが2頭飛んでいました。

ムラサキシジミ♂

ムラサキシジミ♂(別の個体)
雌よりも色が濃く紫がかっていることと、青紫部分と黒部分の境界の特徴から見てムラサキシジミの雄と分かりました。
ムラサキシジミには、先日伊勢原の里山で初めて出会ったのですが、森林の中の陽だまりに出て日光浴する習性を掴んだので、相模原で類似した環境のところはどこかの見当を付け訪れたらうまく当たりました。
ムラサキシジミとムラサキツバメは類縁種で、12月でも林近くの日向で翅を広げ日光浴することが知られています。実際に、この寒さでも飛ぶことが確認できました。今日はわずかに広い芝生のところをキタテハが横切るのを見たものの、気温が低かったせいでその他の蝶は見かけませんでした。
ムラサキシジミは温暖化に伴ない1980年頃に神奈川でもよく見られるようになったようです。それを追いかけるようにして、類縁種のムラサキツバメが関東に分布を広げており、今神奈川で温暖化関連種として蝶愛好家の間で注目されています。
今回、ムラサキシジミだけでなくムラサキツバメも相模原公園で観察できたのは大変幸運なことでした。
気象データ(海老名、12時) 快晴 12℃
<ムラサキツバメ>
公園に向う途中から快晴になり、雑木林近くの陽だまりにいくと、最初にメタセコイアの葉の辺りで紫色の蝶が2,3頭飛んでいるのに遭遇しました。やがて、葉の上に止まり日光浴しているところを撮影できました。

ムラサキツバメ♀

同じ個体 尾状突起が見られる
色調が鮮やかな紫色であること、後翅の底部に尾状突起があることから、ムラサキシジミではなくムラサキツバメの雌と分かりました。

ムラサキツバメ♂
上の写真は、ムラサキツバメの雄です。全体に暗い紫色であること、尾状突起があることから判別できます。
<ムラサキシジミ>
そこから200m位歩いた陽だまりに行くと、今度はムラサキシジミが2頭飛んでいました。

ムラサキシジミ♂

ムラサキシジミ♂(別の個体)
雌よりも色が濃く紫がかっていることと、青紫部分と黒部分の境界の特徴から見てムラサキシジミの雄と分かりました。
ムラサキシジミには、先日伊勢原の里山で初めて出会ったのですが、森林の中の陽だまりに出て日光浴する習性を掴んだので、相模原で類似した環境のところはどこかの見当を付け訪れたらうまく当たりました。
ムラサキシジミとムラサキツバメは類縁種で、12月でも林近くの日向で翅を広げ日光浴することが知られています。実際に、この寒さでも飛ぶことが確認できました。今日はわずかに広い芝生のところをキタテハが横切るのを見たものの、気温が低かったせいでその他の蝶は見かけませんでした。
ムラサキシジミは温暖化に伴ない1980年頃に神奈川でもよく見られるようになったようです。それを追いかけるようにして、類縁種のムラサキツバメが関東に分布を広げており、今神奈川で温暖化関連種として蝶愛好家の間で注目されています。
今回、ムラサキシジミだけでなくムラサキツバメも相模原公園で観察できたのは大変幸運なことでした。
気象データ(海老名、12時) 快晴 12℃
温暖化というのは生き物に影響を与えますが、小さな体で、生きやすい場所を求めて移動していくのはすごいですね。
突起が可愛いですね。
ムラサキツバメも温暖化で関東地方で増えているのですね。
そのうち我が家の近所でも会えるかもと期待しています。
2年前の夏、近所の公園でリュウキュウムラサキに一度だけ会ったことがあります。
迷蝶だそうですが、これも温暖化のせいでしょうか。
蝶は行きやすい場所を求めるというよりもむしろギリギリ生きられそうな新天地を開拓している、という風に表現した方がいいのかもしれませんね。
ムラサキツバメは成虫のまま越冬するのですが、春まで生存するのは寒風や積雪の試練を乗り越えねばならないので容易ではありません。少し北に行き過ぎると全滅します。それでも、毎年挑戦を繰り返している生命力はやはり凄いですね。
大きい雑木林近くのあまり人通りのない、両側が木に覆われた陽だまりのような場所で見つかるかもしれません。
雑木林の近くであっても開けた場所には来ないと思います。
12月でも晴れた日であれば可能性が高いと思います。
文中、「専門家の間で注目」と書きましたが、「蝶愛好家」に変えたほうがいいかもしれません。直しておきます。
リュウキュウムラサキに会えたのは凄いですね。台風が運んだのではないでしょうか。
私の蝶の図鑑も替え時かも知れませんね。
ムラサキシジミもムラサキツバメも私は実際には見たことがありません。
いずれも綺麗な蝶ですね。
こうして、南方系の蝶が進出して、逆に北方系の蝶が来たに追い詰められて
滅んでいくのかもしれませんね。
こちらでも、前は良く見られた蝶が見られなくなっているようです。
信州も暑くなるのでしょうか。厚いのは苦手なのですが。
図鑑は、小学校のときのものから何冊も大事にとってあるので、分布の変遷を調べてみる楽しみがあります。一冊いかがですか。
信州は標高が高いですから、いつまでも関東にいない蝶の宝庫であり続けてほしいと思います。