6月26日
久しぶりに狭山丘陵を歩きました。狭山丘陵は、東京都の郊外と埼玉県にまたがる丘陵地で、関東平野に島のように浮かぶ緑地帯です。
狭山丘陵は、映画「トトロの森」の舞台としても有名です。
2歳まで丘陵南麓で過ごした縁で狭山丘陵には何度か来ていますが、今回は常日ごろ、この地を歩かれている東京在住のUさんとご一緒させていただきました。この時期の訪問は初めて。
1
オオウラギンスジヒョウモン♂
午前中は青空が見えるものの日が射さない状態でしたが、昼ごろから晴れてきてヒョウモンチョウの仲間が草地に出てきました。地元のKさんが「あそこにオオウラギンスジヒョウモンが止まっていますよ」と教えてくれたので駆けつけると、ちょうど日が陰り翅を閉じていました。
2
太陽が顔を出すと、翅を大きく広げ、近づいても大丈夫でした。
3
近くの水面が入るように角度を変えて撮影。
羽化して間もないのか、ずっと同じ葉上に留まって付き合ってくれました。教えてくれたKさんに感謝です。
オカトラノオとオオウラギンスジヒョウモン♂
少し離れた場所の林内のオカトラノオでは、メスグロヒョウモン♂1頭とオオウラギンスジヒョウモン♂2頭が争うように吸蜜。動きが激しく、オオウラギンスジヒョウモンはこの1枚撮影できただけでした。
オオウラギンスジヒョウモンは、秋に里下りしてくる♀を見る機会が何度かありましたが、出現時期(6月後半)の新鮮な姿を見たのは初めてでした。
ミドリヒョウモン♂
茅葺き屋根の庇にミドリヒョウモン♂が飛んで来て、姿勢を変えながら長時間滞在していました。
ゴイシシジミ
同じく同行していたOさんが道を離れて緩やかな斜面を上って行くので付いて行くと、斜面のえぐれた内側にヒオドシチョウが越夏していないか探してみたいと言われました。ヒオドシチョウは見つかりませんでしたが、その先の笹薮のところで白黒交互にチラチラ舞っているゴイシシジミを発見!初撮影です。相手は小さく明るさも不足していたので、ピント固定でフラッシュ撮影。辛うじて何とか1枚だけピントが合っていました。
スミナガシ4齢幼虫
アワブキの葉にスミナガシの3,4齢幼虫がいました。これは豊かな知識をお持ちのUさんに教わらない限り見られませんでした。
ヨツボシホソバ(ヒトリガ科)
橙黄色に3つの黒点を配置した素敵なデザインの蛾が静かに止まっていました。
※Makoqujilaさんに種名を教えていただきました。
八重咲きのホタルブクロ
八重のホタルブクロが咲いているのを初めて目にしました。ホタルブクロかヤマホタルブクロかよく分かりません。
Uさん、Oさんには、大変お世話になり有難うございました。
久しぶりに狭山丘陵を歩きました。狭山丘陵は、東京都の郊外と埼玉県にまたがる丘陵地で、関東平野に島のように浮かぶ緑地帯です。
狭山丘陵は、映画「トトロの森」の舞台としても有名です。
2歳まで丘陵南麓で過ごした縁で狭山丘陵には何度か来ていますが、今回は常日ごろ、この地を歩かれている東京在住のUさんとご一緒させていただきました。この時期の訪問は初めて。
1
オオウラギンスジヒョウモン♂
午前中は青空が見えるものの日が射さない状態でしたが、昼ごろから晴れてきてヒョウモンチョウの仲間が草地に出てきました。地元のKさんが「あそこにオオウラギンスジヒョウモンが止まっていますよ」と教えてくれたので駆けつけると、ちょうど日が陰り翅を閉じていました。
2
太陽が顔を出すと、翅を大きく広げ、近づいても大丈夫でした。
3
近くの水面が入るように角度を変えて撮影。
羽化して間もないのか、ずっと同じ葉上に留まって付き合ってくれました。教えてくれたKさんに感謝です。
オカトラノオとオオウラギンスジヒョウモン♂
少し離れた場所の林内のオカトラノオでは、メスグロヒョウモン♂1頭とオオウラギンスジヒョウモン♂2頭が争うように吸蜜。動きが激しく、オオウラギンスジヒョウモンはこの1枚撮影できただけでした。
オオウラギンスジヒョウモンは、秋に里下りしてくる♀を見る機会が何度かありましたが、出現時期(6月後半)の新鮮な姿を見たのは初めてでした。
ミドリヒョウモン♂
茅葺き屋根の庇にミドリヒョウモン♂が飛んで来て、姿勢を変えながら長時間滞在していました。
ゴイシシジミ
同じく同行していたOさんが道を離れて緩やかな斜面を上って行くので付いて行くと、斜面のえぐれた内側にヒオドシチョウが越夏していないか探してみたいと言われました。ヒオドシチョウは見つかりませんでしたが、その先の笹薮のところで白黒交互にチラチラ舞っているゴイシシジミを発見!初撮影です。相手は小さく明るさも不足していたので、ピント固定でフラッシュ撮影。辛うじて何とか1枚だけピントが合っていました。
スミナガシ4齢幼虫
アワブキの葉にスミナガシの3,4齢幼虫がいました。これは豊かな知識をお持ちのUさんに教わらない限り見られませんでした。
ヨツボシホソバ(ヒトリガ科)
橙黄色に3つの黒点を配置した素敵なデザインの蛾が静かに止まっていました。
※Makoqujilaさんに種名を教えていただきました。
八重咲きのホタルブクロ
八重のホタルブクロが咲いているのを初めて目にしました。ホタルブクロかヤマホタルブクロかよく分かりません。
Uさん、Oさんには、大変お世話になり有難うございました。
環境の変化で平地を避けて山地に分布を限ってしまったのでしょうか。
水戸の実家のあたりでも秋にはオオウラギンスジやクモガタヒョウモンがやって来ますが千葉では見られません。
私にとっては今ではすっかり山の蝶になってしまいました。
笹薮の、少し木もれびが射すところに飛んでいました。
あの公園にはいそうな感じですね。
我が家からは40分位で行けるところです。
またお越しください。
オカトラノオは、ヒョウモンチョウ類の他にもキマダラセセリ、ダイミョウセセリが来ていました。
会えてよかったですね。
模様が可愛いですね。
暗い笹の所にいるそうですね。
実は、八王子に行った目的の一つがゴイシシジミでした。
オオウラギンスジヒョウモンには、以前やはりオカトラノオと一緒に撮影しました。
オカトラノオは、色々な蝶が集まりますね。
関東では少ないようですね。生息地でも見られなくなったりと環境変化に押されているのかもしれません。
アブラムシのいる場所が分かれば良いのですが。
ゴイシシジミにはなかなか会えないのに、東京目黒の林内で会えたりするので、偶然に任せるしかない蝶といったところです。
スミナガシの成虫にはまだ見たことがないんですよ。
本文に反映させていただきました。
こちらでは、川沿いの笹の茂った風通しの悪い場所で見られますが、こちらでも多い方ではありません。
逆にアブラムシのいる場所を探しだし、軽くたたいて追い出すと、撮影しやすい場所ににとまってくれることが多いようです。
とてもキュートな蝶ですよね。
この丘陵ではあちこちにいるので(と言ってもいつでも会えるわけではなく)、出会いが楽しみな蝶です。
スミナガシはこの場所では見たことがありません。
幼虫もまだ見たことがないので羨ましいです。
このホタルブクロは、建物の生け垣近くで見たので、自生ではなく園芸品種だと思います。
が、嫌われているようです。(^^ゞ
ガクを見ればホタルブクロのようですが、園芸
種なら八重も珍しくありませんが、自生のもの
で八重は聞いたことがありません。
人里近くなら種が飛んだとか、誰かが植えたと
かも考えられますが、八重園芸種の改良経過は
知らないので、もともと自生のものからのケー
スも考えられますね。