6月29日
丹沢山麓の宮ヶ瀬湖方面を歩いてみました。
宮ヶ瀬湖
ウラギンヒョウモン♂ #1(10:11)
クリ林にウラギンヒョウモンが吸蜜に来ていました。
同一個体
ウラギンヒョウモンも人の動きには敏感で、2,3ショット撮影したら飛び去ってしまいました。
クリ林
このクリ林は、山地の森林からは100m程離れた、畑と住宅が入り混じったところにありました。この辺りは標高300m位ですが、山間部のため、平地では終わったクリの花が元気に咲いていました。
ウラギンヒョウモン♂ #2 (11:11)
1時間後に同じクリ林に立ち寄ると、またウラギンヒョウモンが見られました。右前翅に破損が見られ、#1とは別個体でした。
同一個体
#2も敏感で、翅表を撮影する前に飛び去ってしまいました。
2頭も同じ場所で観察できることから、この辺りは300m位の低標高ながら山地性のウラギンヒョウモンの生息域に含まれているようです。
場所を移動して山地の林縁へ。
テングチョウ♀ #1
テングチョウ♀が、ヨウシュヤマゴボウの花で吸蜜していました。
同一個体
テングチョウ #2
ヨウシュヤマゴボウの果実と根は有毒であることが知られていますが、蝶が吸蜜しに来ることからみて、蜜まで有毒ではないのかもしれません。
丹沢山麓の宮ヶ瀬湖方面を歩いてみました。
宮ヶ瀬湖
ウラギンヒョウモン♂ #1(10:11)
クリ林にウラギンヒョウモンが吸蜜に来ていました。
同一個体
ウラギンヒョウモンも人の動きには敏感で、2,3ショット撮影したら飛び去ってしまいました。
クリ林
このクリ林は、山地の森林からは100m程離れた、畑と住宅が入り混じったところにありました。この辺りは標高300m位ですが、山間部のため、平地では終わったクリの花が元気に咲いていました。
ウラギンヒョウモン♂ #2 (11:11)
1時間後に同じクリ林に立ち寄ると、またウラギンヒョウモンが見られました。右前翅に破損が見られ、#1とは別個体でした。
同一個体
#2も敏感で、翅表を撮影する前に飛び去ってしまいました。
2頭も同じ場所で観察できることから、この辺りは300m位の低標高ながら山地性のウラギンヒョウモンの生息域に含まれているようです。
場所を移動して山地の林縁へ。
テングチョウ♀ #1
テングチョウ♀が、ヨウシュヤマゴボウの花で吸蜜していました。
同一個体
テングチョウ #2
ヨウシュヤマゴボウの果実と根は有毒であることが知られていますが、蝶が吸蜜しに来ることからみて、蜜まで有毒ではないのかもしれません。
鳥が身を食べて種子が拡散されるわけだから、実も毒がないのが合理的だと思うのですが、ヨウシュヤマゴボウの実が有毒な理由がよく理解できていません。
観察していると不思議なことが沢山出てきますね。
丹沢は、まだ栗の花が見頃ですね。
ウラギンヒョウモンと栗の花なんていいですね。
東北に出かけていたのですが、やはり栗の花がまだ最盛期でした。
遠くから見ただけなので、どんな蝶が来ていたかは不明ですが・・・
ヨウシュヤマゴボウの花の蜜を吸う蝶は、見たことがないような気がします。
さすがにもうそろそろ栗も終わりでしょうね。
ヒョウモンチョウの仲間は栗を好むようですね。
ヨウシュヤマゴボウへの訪花は初めて見ましたが、2頭も来ていたので、ある程度蝶に好まれる花かもしれませんね。
べてみると、過去に♀を見たのはいずれも秋以降、
そちらではいかがでしょう。
ヤマとサトの区分については、まだ書かれたもの
を見たことがありませんが、外見的に区別は可能
でしょうか。
相模原台地(家の近く)で2012年秋に会ったのは♀
城山湖付近の谷あいで2013年秋に会ったのは♀
宮ヶ瀬湖付近で今回6月下旬に会ったのは♂
こうして低地(標高100~300m)での記録を整理すると、♀は秋にしか見ていないですね。
サトウラギンヒョウモン F.addipe と ヤマウラギンヒョウモン F.niobe の外見的な比較については、蝶鳥ウォチングのYODAさんのブログで詳しい説明がなされているのでご紹介しますね。
http://yoda1.exblog.jp/13831207/
色合いの濃さは無視して、翅形で見ると、
#1がサトウラギン、#2がヤマウラギンでしょうか。
テングチョウが花の蜜を吸蜜しているショットは珍しく、貴重ですね。
栗林にはやはりヒョウモンやテングチョウやキタテハなどが来ていましたよ。
ウラギンスジヒョウモンはちょうど良い時期のようで、見かけたヒョウモンではいちばん多かったです。
確かにテングチョウの吸蜜する姿は少ないものの、クリとセイタカアワダチソウには沢山訪花します。
千葉から長坂まで車とはお元気ですね。
今頃までクリが咲いているんですね。
来年は7月上旬に出かけてオオムラサキ、ウラギンスジヒョウモンを撮影したいです。