10月11日に多数のキタテハを見掛けた谷戸のその後の様子を見に来ました(11月2日)。
キタテハが特に多かったポイントに一面に生えている植物は、キタテハの食草、カナムグラ。
カナムグラ(鉄葎)は、アサ科の1年草。ツルから葉柄にかけて無数の細い棘があり、繁茂するとお互いに強く絡み合い、日の当たる道端や荒地に広がります。
中国大陸、台湾、日本に分布します。
カナムグラの葉上に休止するキタテハが2頭おり、周辺を飛び回る個体も見られました。キタテハはカナムグラの自生地を余り離れず、その付近を飛んだり、葉上に止まったりする習性があります。この個体は翅を閉じて休止中でしたが、10月には葉上で開翅して止まっている個体を見かけています。
冬が近づくと、成虫はカナムグラの葉と葉の間の空間に入り、茎に止って越冬するほか、ススキなどの枯れ草の間や、民家の軒先で越冬することも知られています。
キタテハとカナムグラは切っても切れない縁があるので、またこの場所を訪れ、日向ぼっこ姿を見たり越冬場所を探したりしてみたいと思います。
畑の道で見掛けたキタテハ。カナムグラ群落からは数100mの距離でした。
畑のビニールトンネル上で休息するルリタテハ。
ルリタテハも成虫で越冬します。
ヤマトシジミ♂。低温期になり、ブルー色の部分が大分白味を帯びた色になっています。
谷戸の秋。キタテハは柿の腐汁を吸うこともあります。
丘陵斜面に広がる畑では、数多くのモンシロチョウが野菜の直ぐ上をヒラヒラと飛んでしました(中央の白いのがモンシロチョウ)。
キタテハが特に多かったポイントに一面に生えている植物は、キタテハの食草、カナムグラ。
カナムグラ(鉄葎)は、アサ科の1年草。ツルから葉柄にかけて無数の細い棘があり、繁茂するとお互いに強く絡み合い、日の当たる道端や荒地に広がります。
中国大陸、台湾、日本に分布します。
カナムグラの葉上に休止するキタテハが2頭おり、周辺を飛び回る個体も見られました。キタテハはカナムグラの自生地を余り離れず、その付近を飛んだり、葉上に止まったりする習性があります。この個体は翅を閉じて休止中でしたが、10月には葉上で開翅して止まっている個体を見かけています。
冬が近づくと、成虫はカナムグラの葉と葉の間の空間に入り、茎に止って越冬するほか、ススキなどの枯れ草の間や、民家の軒先で越冬することも知られています。
キタテハとカナムグラは切っても切れない縁があるので、またこの場所を訪れ、日向ぼっこ姿を見たり越冬場所を探したりしてみたいと思います。
畑の道で見掛けたキタテハ。カナムグラ群落からは数100mの距離でした。
畑のビニールトンネル上で休息するルリタテハ。
ルリタテハも成虫で越冬します。
ヤマトシジミ♂。低温期になり、ブルー色の部分が大分白味を帯びた色になっています。
谷戸の秋。キタテハは柿の腐汁を吸うこともあります。
丘陵斜面に広がる畑では、数多くのモンシロチョウが野菜の直ぐ上をヒラヒラと飛んでしました(中央の白いのがモンシロチョウ)。
成虫で越冬するかどうかは、蝶の種類によって決まります。成虫越冬蝶には、ムラサキツバメ、ムラサキシジミ、ウラギンシジミのように日向ぼっこする習性のある種類があるので、楽しみです。
最近は、気温が低下してきたので、蝶の数自体が減ってきましたね。
蝶の減少の一番の原因は、開発行為による自然破壊ですが、自然公園と呼ばれるところでも、山野草や昆虫たちの生息場所であるにもかかわらず、やたらに枝伐採、草刈りをするので困りますね。
公園管理は、生物の生態を理解して行って欲しいですね。
次回は、アカタテハについてアップの予定です。
葉っぱに特徴がありますね。
近所にもあるか探してみます。
こちらでは、幸運にも見付けたカナムグラ群落の観察を続けたいと思います。
褐色っぽいヤマトシジミは低温期に紫が広がるんですね。気を付けて観察してみます。
森に行って落ちた柿のありそうな場所をまず探さないとダメですね。
クロコノマチョウには今年はまだ会えていません。
越冬蝶の様子が見られるかは、実際に探してみての楽しみですね。
これからは、雑木林の陽だまりでムラサキツバメ、ムラサキシジミ、ウラギンシジミなどの日向ぼっこ観察の季節。元気に冬越ししているのを見ると応援したくなりますね。
ルリタテハは人工物が好きとは気が付きませんでした。よく見るのは、杭とか幹とかの垂直な木に止まる姿。
この柿は熟し方が足りないのか、鳥も蝶も見当たりませんでした。
春がきて越冬個体の出現する日が待ち遠しいですね。
キタテハ、ルリタテハ、アカタテハなどタテハチョウに成虫越冬する種類が多いですね。
少し前まで少なかったキタテハはこちらでも沢山出てきました。
やはり暑さが長引いたせいで秋型の出てくるのが遅れていたようです。
ヤマトシジミもずいぶん秋らしくなりましたね。
今頃の♀は紫の鱗分が広がっていてなかなか綺麗ですが、今年はまだ良い写真が撮れません。
こちらでは少ないのですが、落ちた柿を見回るのも楽しいですね。
森に近い柿だとクロコノマチョウもやって来ますよ。
見られる確率が高い。
越冬チョウの様子が見られるなんて素敵。
冬に稀に会えることがあります。
嬉しいものです。頑張っているんだね、って。
ルリタテハは人工物が好きですよね。
この柿には鳥たちも集まりそう。