四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

冬を越すウラギンシジミ

2013-02-21 09:31:00 | 
今年も越冬ウラギンシジミの観察を続けています。2月17日は、この冬一番の厳しい寒さとなり、八王子の最低気温は-7.1℃を記録しました。そこで、この寒さに耐えられたか心配になり、3箇所の観察地をはしごして見て回りました。

1カ所目の川崎市麻生区の谷戸のシラカシでは、行方不明に。とても残念です。

次に町田市の谷戸を訪問。観察中の2頭の無事を確認し安堵しました。


ウラギンシジミ♀(ヒサカキ葉裏、町田市、2月20日)

この雌の傍にはヒサカキの蕾があり大きくなってきました。3月が開花時期なので、花と一緒に撮影できるか楽しみです。


ウラギンシジミ♂(同上)

この雄は、11月29日からずっと同じ場所に留まっている個体です。雌の越冬個体が多いなか、貴重な存在となっています。


ウラギンシジミ♀(相模原市南区)

3カ所目はシラカシ葉裏で越冬中の雌です。午後の時間帯に適度に陽が当たっています。

無事が確認された3頭の越冬ポイントの共通する特徴は、
・風の弱い谷に位置している
・林縁、一日中日が照りつけない
・近くに池がある
ということです。

3月中旬まで無事過ごし越冬完遂してね、と祈っています。

2月20日の天候:晴れ、最高気温7.2℃、最低気温-2.3℃(八王子)
町田の谷戸の気温:6.1℃(12:26)
八王子の気温:5.8℃(12:30)

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
えむりさんへ (twoguitar)
2013-02-24 20:15:18
ウラギンシジミ、この冬は少しずつ脱落しています。昨年は、2月上旬に全滅したのに比べると、しっかりと耐え忍び生き延びている個体がいます。
もう少しで春。蝶も春の訪れを待ち望んでいるでしょう。
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ウラギンシジミ、行方不明になったのもいるのですか。 (えむり)
2013-02-24 13:00:43
他のウラギンシジミが無事に越冬してくれるといいですね。
蝶も春が待ち遠しいでしょうね。
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shouchanさんへ (twoguitar)
2013-02-23 17:05:02
寒いうちに飛び出すと、無事に葉裏に戻れない可能性があると聞いたことがあります。
1月8日に飛び出したとは気が早すぎますね。
shouchanさんの観察では、キタテハは飛び出しても生きながらえてまた別の日にちゃんと姿を見せていますね。また越冬場所に戻ることができたんでしょうね。
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silkcottonさんへ (twoguitar)
2013-02-23 17:00:20
応援有り難うございます。
あと1ヶ月の辛抱ですね。
まだ寒い時期に急に暖かくなって間違って飛び出さぬようにしてほしいですね。
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Unknown (shouchan)
2013-02-23 16:12:24
無事にいますね。ウラギンシジミは一度、目が覚めると再度冬眠に入れないと誰かのブログで見たような気がするのですが、本当でしょうか。昨年の1月8日にヨレヨレのメスが、危なっかしい飛び方で降りてきたのを撮りましたが、眠ることも無く再起不能に至ったのでしょうか。
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Unknown (silkcotton)
2013-02-22 10:03:29
あと少し、寒さ乗り切って春に飛び出してほしいですね。同じところを観察されているのを見せていただくとこちらまでウラギンシジミに愛情がわきます。応援隊です。
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makoqujilaさんへ (twoguitar)
2013-02-22 07:22:06
♂♀の違いは翅表の色なので、先の薄いピンセットで丁寧に翅を少し開いて覗かせてもらいます。眠りが深い状態ならほとんど大丈夫です。
越冬完遂に向けて3月下旬までもう少しの辛抱ですね。
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無事に越冬成功してほしいですね。 (Makoqujila)
2013-02-21 23:22:18
ちなみに♂♀は裏面からどのように見分けているのですか?
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