9月26日
この秋は涼しいので、アサギマダラの南下が次々に報告されています。そこで、アサギマダラを探しに八王子の低山地を歩きました。
ここでもミドリヒョウモンが多く、早速入口付近のブッドレアでミドリヒョウモン5♀がお出迎え。帰路をカウントしないなど控え目に数えても14♂15♀になりました。平地と同様に低山地でも異常に多い状況でした。2年前のほぼ同じ時期(10月5日)の記録は1♂4♀だったので、今秋の多さが歴然としています。
オトコエシとミドリヒョウモン♀
この個体は翅の傷みが少ない方です。全般に翅破損個体が多かったので、涼しい山地で夏の間も活動していた個体が急な気温低下により一斉に里に下りてきたのでは?と想像しています。
吸蜜植物は、オトコエシ、ウド、ノハラアザミ、ヒヨドリバナ、ブッドレアでした。♀の産卵行動はサクラ類で2例、針葉樹で1例、地面付近で1例目撃しました。
メスグロヒョウモンも少数見られましたが、クモガタヒョウモン、オオウラギンスジヒョウモン、ウラギンヒョウモンは確認できず、肝心のアサギマダラも見つかりませんでした。
多数の草地斜面を飛翔するキタキチョウがいましたが、1頭だけ花に止まり撮影でき、中間型の初見となりました。秋型にはまだお目にかかれません。
ゲンノショウコとキタキチョウ中間型
ヤブマメとキタキチョウ中間型
※追記(10月2日)
ハイキング歩き録のY&Yさんの記事(→こちら)を見て、この不明の花はヤブマメのようなので訂正しました。
ウラギンシジミは2頭目撃しました。夏型と中間型で、越冬の主体となる秋型は見られませんでした。
ウラギンシジミ夏型♀
ウラギンシジミ中間型♀
テングチョウは9月にあまり見たことがありませんでしたが、涼しいせいなのか今年はしばしば観察しています。
ウドとテングチョウ
イチモンジセセリは少数でした。
ヤマハッカとイチモンジセセリ
この秋は涼しいので、アサギマダラの南下が次々に報告されています。そこで、アサギマダラを探しに八王子の低山地を歩きました。
ここでもミドリヒョウモンが多く、早速入口付近のブッドレアでミドリヒョウモン5♀がお出迎え。帰路をカウントしないなど控え目に数えても14♂15♀になりました。平地と同様に低山地でも異常に多い状況でした。2年前のほぼ同じ時期(10月5日)の記録は1♂4♀だったので、今秋の多さが歴然としています。
オトコエシとミドリヒョウモン♀
この個体は翅の傷みが少ない方です。全般に翅破損個体が多かったので、涼しい山地で夏の間も活動していた個体が急な気温低下により一斉に里に下りてきたのでは?と想像しています。
吸蜜植物は、オトコエシ、ウド、ノハラアザミ、ヒヨドリバナ、ブッドレアでした。♀の産卵行動はサクラ類で2例、針葉樹で1例、地面付近で1例目撃しました。
メスグロヒョウモンも少数見られましたが、クモガタヒョウモン、オオウラギンスジヒョウモン、ウラギンヒョウモンは確認できず、肝心のアサギマダラも見つかりませんでした。
多数の草地斜面を飛翔するキタキチョウがいましたが、1頭だけ花に止まり撮影でき、中間型の初見となりました。秋型にはまだお目にかかれません。
ゲンノショウコとキタキチョウ中間型
ヤブマメとキタキチョウ中間型
※追記(10月2日)
ハイキング歩き録のY&Yさんの記事(→こちら)を見て、この不明の花はヤブマメのようなので訂正しました。
ウラギンシジミは2頭目撃しました。夏型と中間型で、越冬の主体となる秋型は見られませんでした。
ウラギンシジミ夏型♀
ウラギンシジミ中間型♀
テングチョウは9月にあまり見たことがありませんでしたが、涼しいせいなのか今年はしばしば観察しています。
ウドとテングチョウ
イチモンジセセリは少数でした。
ヤマハッカとイチモンジセセリ
現地でその前の日には見られたという情報もありました。
アサギマダラは、京都府の右京区嵯峨水尾にたくさん飛来しているようです。そろそろ見られると思いますよ。
寡聞にして夏秋中間型とされていることは知りま
せんでした。
今秋、テングチョウもウラギンシジミもまだ見か
けていません。アサギマダラは若しかすると9月
中に見られるかとパト強化週間中ですが、いずれ
も10月の声を聞かないとダメなのかなという印象
です。
そちらではアゲハ類によく会えるのでこれからは寂しくなりますね。
キチョウも秋っぽい地紋になり、ヒョウモンも活発化してくると、大型種のアゲハ類が見なくなる季節が近まった感がします。